ここであなたは、「犯罪と脳の関係」の基本的なことを知る・・・

「心」を考える(3)

   「ボーダー脳」「サイコ脳」等、異常な「脳」はどこにも存在している・・・
   人間の外見からだけでは、なかなか分からない・・・・・

   その人の態度・物腰から、いち早く「異様さ」を敏感に察知すること。
   それが、悲劇的な状況へ引きずり込まれないための方法だ・・・・・

   「人格」や「脳」の知識を身に付けることで、
   「人を見る目」「脳を見る目」を、普段から養っておくべきだ。

年齢・性別・カップル・単身・学歴・IQ・職業・地位・収入・地域・時代を問わず、 異常な脳は、あなたのすぐそばにも存在している。 サイコパス・自己愛障害・ボーダーラインカップル・ サイコカップル・etc. 人口の約1〜2%の「サイコな人々」の、「脳の構造」とは・・・

慢性不倫・ストーカー・二重生活・重婚・ 詐欺カップル・詐欺商売・詐欺商法・詐欺師・嘘八百・盗聴・盗撮・恐喝・暴行・ サディズム・美人局(つつもたせ)・保険金殺人・残虐殺人・etc.  気付かない人々・騙された人々は、悲しいかな、犠牲者となってしまう・・・


----- 脳の写真からいえる事は、脳の前方が機能していない人は、 攻撃的な傾向がありそうなことだ。エイドリアン・レイン教授はこう言っている。 ----- 前頭前皮質に機能不全がある場合、 衝動性、自己抑制の欠落、幼児性、異常な感情表現、行動の制御不能 の原因となり、攻撃的行動が現れやすくなる。 -----
-----中央部分の知覚皮質(感覚情報を受けて解釈する大脳皮質の1部分)が 機能していない。 これはサイコパス (「反社会性人格障害」等)が 周囲の人々の迷惑を全く考慮せずに振舞うことを説明している。 また、頭前方の外周部分(前頭前皮質)の活動が通常人に比べて著しく低いことが 一目瞭然だ。これは、睡眠中の通常人の脳にきわめて近い。-----
                  (プロファイル研究所 Profile Laboratory)


当コーナーは、この(3)をもって一応の終了となる。
精神医学系の様々なことに関して、 (1)(2)と取り上げてきた。 この(3)も、社会で生きる上で、人として歩む上で、 あなたにとって重要な指針となることを願うものである。


幼児期の「幼い万能感・誇大感」を成人になっても維持する、 いつまでも「子供脳」の「自己愛性人格」。冷淡に人を利用し、 他者を受け入れず、横柄な「歪んだ王様」は、いかに作られるのか・・・。
自己愛性人格は、サイコパスや境界性人格等とのミックス形も多い。 いわゆる「複合精神障害」。その「ボーダー脳」 を理解するには・・・。


「自己愛性人格障害」とは
自己愛性人格障害=NPD:Narcissistic Personality Disorder
「境界性人格」と最も「ボーダーラインカップル」と なりやすい「自己愛性人格」。今、増えているその人格を 理解することは、特に女性の方々にとっては、 今後の時代、益々重要と言える。
各種の「占い」より先に「人格」に対する知識を身に付け、幸せな人生に備えるべきだ。

1) 「自己愛性人格障害」とはなにか (←別ウィンドウ表示)
2) 「自己愛性人格障害」について  (←別ウィンドウ表示)
3) 「日本型の自己愛性人格」     (←別ウィンドウ表示)

「----- 誇大感に満ちた空想は現実感を失わせてゆく・ 自分が他人に嫉妬しているのに、他人が自分に嫉妬していると思う・ 他人から批判されると、あれは私に嫉妬しているからだとなる・ こういう詭弁によって立場を逆転させる/ なにがなんでも自分が優位に立たなければならない・ 劣っていることを認めることは、幼いころの哀れで惨めな自分に結びつく・ どんな卑怯な手段を使ってでも、どんなにつじつまの合わない妄想であろうと、 自分を守るためにしがみつかざるを得ない/ 他人から侮辱されたと思い込んだりした場合、非常に激しく怒る・ あまりにも自己中心的な怒り方だが本人は必死/ 妄想の種になるようなものがないときは、他人の欠点を捜し出して見下す・ ありとあらゆる理由をつけて他人を見下す・ 実際にどうであるかということよりも、とにかく見下すことができればそれでいい/ 他人を見下すということは、ときには他人からの報復攻撃として、 自分が陥れられるかもしれないという疑いを生み、非常に疑い深くなる・ 他人に心を開くことなく、自分の妄想の殻の中に閉じこもる -----」


自己愛と境界例の「対比と関係」 (←別ウィンドウ表示)
自己愛人格障害と境界人格障害(James F. Masterson)
The Narsisstic and Borderline Disorders
- An Integrated Developmental Approach (1981)
1981年の資料だが、「自己愛人格と境界人格の精神病理」を、その対比により 浮かび上がらせている。20年以上前から、その表裏一体とも言える深く関連した 精神構造は考察されていた。二つの人格が「ボーダーライン・カップル」 となりやすい関係であることも、ある種当然のことであるといったことを、 昔から科学的に説明していたとも言えるだろう。
自己愛人格障害の臨床像・病因・対象関係・防衛・治療技法
「----- 防衛的な外見の裏には、激しい羨望を伴った空虚感と、冷ややかな怒りの感情が潜んでいる。 / ----- 過酷で懲罰的・攻撃的な融合対象表象と、屈辱を受け攻撃され空虚であるという融合自己表象があり、 見捨てられ抑鬱によって結び付けられている。 / 誇大自己−万能対象融合単位と病的自我の同盟 = 対象関係融合単位を継続的に活性化することで、 「見捨てられ抑鬱」を知覚しないように防衛する。 / 攻撃的で空虚な対象融合単位と病的自我の同盟 = 他者によって見捨てられ抑鬱が引き起こされそうになると、他者に対して攻撃したり、現実を過小評価、否認したりすることで、自己愛的平衡を回復し、抑鬱を感じまいとする。 -----」



「独裁者とその一族」 「暴力夫・不倫夫」 「隠微なストーカー」
「狼少年・狼少女」 「見栄っ張り・詐欺師・うそつき」 「罪を認めない政治家・官僚・銀行家」「謝らない医師・警察官」 「不可解にキレる者」 等々と、 「自己愛人格 (or 自己愛性人格障害)」 の、共通する関係
独裁国家から家庭、そして街中まで、自己愛が増える時代
ヒトラーもフセインも、被虐待児だった。小さな集団や家庭から国家まで、 自己愛人格は多い。いったいなぜ、 「稚拙なお山の大将」が増えつつあるのか、その原因を探る。 冷淡で高慢で横柄・そして暴力的で残酷な人格は、どうやって作られるのか。
「自己愛人格」においては、どこで何をしようと、つまりは、 家庭の支配権を持つか、集団の支配権を持つか、あるいは国の支配権を得るか、 それだけの違いとも言えてしまう。「支配」の方法の根本的・基本的パターンは 非常にシンプルで、飽きれるくらいに同一なのである。 つまりは、同じような「脳」の構造なのである。
「自己愛人格」や「自己愛性人格障害」は、自己愛レベル・自己愛障害レベルで 発達・発育が停止していると言える。 つまり、「知的部分」に対して「感情部分」が幼児のままなのである。 いわゆる「大人子供=おとなこども」。
感情が大人となっていないことは、境界性人格障害などの 他の人格障害と共通することである。 わがまま・駄々をこねる・わめく・吠える・突然怒る・突発的暴力を振るう・等々、 その情緒年齢は3〜7才レベルとされ、目的達成のためには「手段を選ばない」。 あるいは、 「手段を選ぶために必要な理性や感情がない」わけであり、 その「脳」の仕組みも、各種ハイテク脳スキャン装置等などにより、 現在は様々に解明されつつある。
そして、その「脳」は不可逆的構造であり、事実上、生涯変わることはない・・・。 変えられないのが現実なのである。
(だからこそ、人は、特に女性は、人生を台無しにされないように、 「自己愛人格」について理解し、注意すべきなのである)
幼い子供のままの「脳」で自分だけを愛しているがゆえに、 人から愛されず・尊敬されず、友人・理解者・協賛者にも乏しい 「自己愛性人格」。大人のコミュニケーションの方法を知らず、 飽きれるほどに「稚拙な言動」や「態度物腰」。 自分の満足だけにしか興味はなく、人の幸せを望まず、 卑劣・卑怯な手段もためらいもなく実行。 罪の意識も罪悪感も無いがゆえに、「反省」という感情は生涯ない。 徹底的に自己本位のまま、人間的な真の「愛」の意味を知ることもなく生涯を送る。 人は、特に女性は、そういった相手に人生を翻弄されないように生きるべきである。 自己愛性人格と一緒に送る人生は、「不幸」だと言わざるを得ないケースが非常に多い。 「暴力夫・不倫夫」「元夫・元彼のストーカー」 「仲間・友人の隠微で巧妙なストーカー行為」等々に悩む人々は、 「自己愛性人格」というものから様々に考えてみるべきである。 もちろん、それ以前にまずは、「自己愛性人格」に捕まらない・巻き込まれないように することである。さもないと、あなたの一生は台無しになる可能性が高くなる・・・・・。
それまで近くにいた者(多くは「柔らかいストーカー」)に、ある日突然に殴られたり、 拉致されたりした女性達は、「まさかこんなことになるとは・こんなことをするとは」と、 口々に言うのだ。しかし、その時には、全てはもう遅いのだ。
女性が幸せな人生を送るための非常に大切なキーワードのひとつは、そう、正に、 「自己愛性人格等のボーダー達に捕まらないこと」と言える。あなたの大切な、 姉・妹・娘・家族・友人達が、まっとうな人格の人と幸せな人生を送るように、 注意して、見守っていてあげて欲しいものである。





コラム: ミームとBPD (←別ウィンドウ表示)
悪しき連鎖を断ち切り、良いミームだけを伝えよう
「利己的な遺伝子」の著者、リチャード・ドーキンス (現在、最もノーベル賞に近いと言われる生物学者)は、 ジーン(遺伝子)に対して、脳から脳へ受け継がれるもの、 すなわち代々伝わる知識や技術や文化を、ミームと名付けた。






統合失調症(旧名:精神分裂病)関連リンク
一部の「集団」を冷静に理解するためにも知っておくべきである
分裂病は知能が低下する病ではなく、妄想を事実と信じるものである。 集団精神病・感応精神病 (「心を考える(2)」の『フォリアドゥ(folie a deux)』を参照) 等についても知ることで、普通では理解しがたい集団についての構造を、冷静に把握すべきである。
一部の「集団」の持つ特徴の驚くほど共通したパターンを、 根本から十分に知っておくことが、益々重要のはずだ。

精神分裂病 schizophrenia(「ネットクリニック」内のページ)
 (↑別ウィンドウ表示)
意識や知能は障害されません。 「人格が分裂」するわけではありません。 分裂病は100人に1人がかかる非常にありふれた病気です。 発症頻度・ 一般人口での発現率は0.85%です。世界のどの国でもほぼ同じです。男女差はありません。
原因 / 「素因(脆弱性)+ストレス」仮説で説明することができます。 ストレスに弱い神経系(素因)を持っている人は、思春期、青年期の発達課題を乗り越える過程で発病してしまい、 中程度に強い人はそこは乗り越えても、成人、中年期の仕事のストレスなどで発病してしまうわけです。 このストレスには家族環境もあれば、社会的文化的環境のストレスもあります。 化学的には、脳内の神経伝達物質であるドーパミンが多すぎることで生じます。 ドーパミンはメッセージを伝達しますが、そのバランスが崩れると奇妙なメッセージが送られてきて、 感覚が変化したり、思考が混乱したりするわけです。 生物学的異常 / 1.神経伝達物質の異常 2.精神生理的異常(情報処理障害)  a. 眼球運動の異常  b. 事象関連電位の異常 3.脳の形態学的異常  a. 画像診断(MRI)でみられる異常 側脳室の拡大、側頭葉が小さい  b. 細胞病理学的異常 海馬(側頭葉の一部)などの細胞構築の異常 4.脳血流の異常  a. (左)前頭葉の血流低下 妄想・幻覚(陽性症状) / 現実とかけ離れた奇妙な考えを持つことがあります。 脳内のドーパミン受容体の過敏性と関係が深いようです。 周りの出来事が奇妙に恐ろしく感じられる。偶然ではなく、自分に関係があるような。 暗示的―妄想気分/ 今起きていることの意味にはっと気づく―妄想知覚/ 誰かに見られている。伝播か何かで考えが他人に伝えられる ―思考伝播/ 見られている―注察妄想/ つけてくる―追跡妄想/ 言葉の裏の意味が伝わる/ 他人が自分の知っている人のように見える―人物誤認、カプグラ症候群/ 誰かが嫌がらせをする―被害妄想/ 自分は特別な人物―誇大妄想/ 相手の考えが言葉になって伝わる―幻聴/ 抗議の電話。自分の行動を見て非難めいた実況中継―考想化声/ 声が言い返してくるので言い合い―対話形式の幻聴/ 言い合いするので―独語/ 薄気味悪い笑い―空笑/ そこに実在しないものが見える―幻視/ 脳が溶ける、腸が腐るなどと感じる―体感幻覚/ 自分の考えや行動が誰かに操られている―させられ体験/ 一貫性のある会話ができない―滅裂思考/ 明瞭な実感―病識欠如/ その結果、物音に怯えるなどの不安。人目を恐れて、自閉に/ 妄想に動かされて興奮/ 不眠(昼夜逆転)/

精神分裂病 (←別ウィンドウ表示)
病因: ドーパミン分泌異常説(過剰説)/向精神薬はすべて神経節遮断薬 /覚醒剤はドーパミン分泌を亢進する。即ち薬物性精神分裂病を造る。  中枢神経の節(シナプス)におけるドーパミンとノルアドレナリンの 分泌と吸収速度の差が分裂病の成因であろう。 / ドイツの統計だと0.85% 片親が分裂病だと 子:16.4% 孫:3.0% 同胞(兄弟):10.8% 従兄弟:1.8 一卵性双生児における発病者は50〜58% 意志の障害: 感情の冷却に伴い、意志の力もまた減退する。 (前頭葉症候群) 前向きに人生に立ち向かう能力の低下。 これこそ社会で就業する上での最大の欠陥 /不機嫌で強情な事が多い。意志の力が本人の中で分裂している両価性(したいけどしたくない) /強迫行動、反響症、常同症、自傷、衒奇症、従名自動症 /意志の動きが全く無くなると昏迷、蝋屈症。ただし、この時患者の中は豊かな空想に満ちている。 /意志:もっとも華やかな症状が緊張病症候群である。興奮と昏迷の繰り返し。 (躁病の現実に密着しての興奮と異なり、患者の冷たい奇妙な顔(とがり口、しかめ眉)をして、 現実と全く関係のない妄想世界に従って、むちゃくちゃなまとまっていない挙動をする) 往々に、衰弱死、徘徊事故死する。拒絶症は極めてよく見られ、看護する人を悩ませる。 妄想: 一次妄想と二次妄想。多くは対人関係に関連した妄想。 被害妄想・ 注察妄想・ 関係妄想・ 追跡妄想・ 他者から自分が被害を受けているとの妄想→殺人、放火、自殺、暴行:10数% (しかし精神病者の犯罪は全犯罪の1%以下) 分裂病顕在時は対人関係に関わるものが大半。身体幻覚も早くから現れる。 幻覚: 言語性幻聴が病初より存在 /幻視は稀、何故なら自分を他から区別して自分一個人だとする自我意識が 崩壊していく疾患だから自分が見ると言う事である幻視は殆どない/ 注察感:周りのすべての人、すべての者が悪意を抱いて自分を見つめている。 知能の障害: 知的能力は冒されていないが、前向きに世の中で生き抜こうという意志力が失われる。 思考の滅裂と貧困化は進行するが物を覚える力は衰えない分裂性痴呆に至るため、 結局は社会への興味も友達付き合いも仕事も家族も一切無関心となる。 最終的には幻覚、妄想は時折のSchub(増悪期)を除いて消失する。 患者は陰性症状:(引きこもり(自閉症)、感情鈍磨、無関心、無感動)=欠陥状態 病識: 無し。あったら分裂病じゃない。無いから分裂病。 支持的精神指導: 信頼されると妄想上の追跡者や敵との戦いに引き込もうとする、また妄想上の恋愛の対象にされる

精神分裂症 (←別ウィンドウ表示)
「-----このホームページは分裂症の子供を持った親の闘病記録です。 分裂症を患う子供にはこれを書く気力さえありません。 親が子供を見たり、勉強して得た知識を我流で納得していく過程なのです。 -----」
「-----分裂病の特徴:それは、発症で知能が低下する病ではない。 主に感情の病であり、それにより知能や意思が阻害される。 病により知能や意思が阻害されるため、知能低下や怠けているように見える。 -----大学で習得してきた高度な専門知識。それらに関する質問には的確に答えます。 なおかつ、素人にも判りやすいようにやさしく噛み砕いて話すことも出来ます。 しかし、幻覚も事実だと信じているのです。-----」

統合失調症ネットワーク(仮) (←別ウィンドウ表示)
「-----自分の大変身近なひとが、数年前に精神分裂病を発病しました。 私は以前から、この病が存在するということは知ってはいましたが、 実質的には内容までは全く知らないに等しく、直面して、はじめは、 大きな戸惑いと混乱を覚えました。しかし、「精神分裂病」とは何か。 これを知ること、あるいは知ろうと努める行為そのものが、 不安や戸惑いを和らげる第一歩であったようにも思われます。-----」



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注) 誤解してはならないのは、 町沢静夫氏(精神科医)によれば、 「分裂病の患者は圧倒的多数が社会には何の害も及ぼさない」ということである。 精神分裂病患者が犯罪を犯す確率は一般人のそれより遙かに低い。 ただ、一部の犯罪があまりに残虐的・猟奇的であったりするために、「精神異常者は隔離せよ」 という世論が高まることとなる。

分裂病者の犯罪率は全犯罪の1%以下。 分裂病患者の統計上の犯罪率は、被害者が分裂病者と関わりのない 第三者の他人であるケースの重大犯罪に限っても、健常者より低いものとなる (分裂病患者の殺人事件の被害者は、71%が親・子・配偶者)。 犯罪率は一般の健常者の10分の1位。

詳しくは、「プロファイル研究所」の 精神分裂病のページ。
"-----最高水準の精神医学でも患者の言うことを原則として全て事実としている点で、 患者の危険度を測る客観的な尺度が現実には存在しない-----" (Ressler, Burgess, and Douglas in Sexual Homicide: Patterns and Motives)

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反社会性人格障害・行為障害・サイコパス・ソシオパス
「-----特徴は、極端に自己中心的で、自分の行動に責任を持たず、 他人を操る術に長じ、慢性的な嘘つきで、しかも全く反省しない----- 良心を全く感じない-----」
「-----およそ人口の1%程度-----反社会的な行動をとるために危険だとは言えるが、 殺人を犯すのはそのごく一部-----精神分裂病などの精神障害者は健常者より犯罪率が低いが、 サイコパスは重大犯罪を犯す確率が極めて高い。サイコパスは、 ある学者の指摘によれば 「凶悪犯の50%を占め、しかも再犯率が通常人の3倍」----- サイコパスのまま実業家・政治家・音楽家として成功している人間は数知れない---- 攻撃的な人格はウォール街や学界ではむしろ好ましい性質だとも言える----- 自らに問題があるとは考えず自分を改めようとはしない-----」



犯罪者の脳機能障害 Criminal Brain (←別ウィンドウ表示)

-----感情主体で衝動的な大脳辺縁系を抑制するのは皮質の役割だが、 セロトニンが減って両者の交流が妨げられると、人間の行動は感情的・ 衝動的になる。男性が犯罪を犯しやすいのは、健康で正常な人間の場合、 男性のセロトニンは平均して女性の52%しかないからだろう。-----
-----外科手術で扁桃核(amygdaloidal nucleus)を壊すと 暴力的で手がつけられない患者も、すぐにおとなしくなるが、 患者は愛・怒り・憎しみを感じることができなくなり、生きる意欲を失う。 70年代までこうした白質切断外科手術は行われていたが、 今は非合法になっている。この手術はlobotomyとよばれ、 発明者Dr. Antonio Egas Monizはノーベル賞を受賞したが、 今では同賞最大の汚点として指摘されている。この手術は、 分裂病の重症患者にほどこされた。頭蓋骨に穴をあけ、 前頭葉前部に細長い刀を差し込む。日本でも行われていたが、 75年に精神医学会が手術の停止を宣言した。-----
-----結論としては、危険な遺伝的性質、ホルモン異常、後天的な器質的障害に、 外的ストレスや偶然が重なる場合、暴力的犯罪者が出てくるということになるだろう。-----


犯罪者の脳機能障害 2 Criminal Brain 2 (←別ウィンドウ表示)

-----写真中央は「問題家庭出身の殺人犯(murderer with deprived background)」のもの。 「問題家庭」とは、トラウマ、肉体的・精神的虐待、育児放棄などの問題が、 人格を形成する重要な時期に存在した生育環境のことだ。 脳の特徴としては、左側の運動野の機能が弱く、言語・論理的能力が 低いことが見て取れる。(時計の数字で言うと「9」に当たる部分が、 赤くなっていない)また、正常人に比べて、大脳新皮質(中央部)の機能が 全体的に低い。-----
-----写真右はサイコパスの殺人犯のものだが、中央部分の知覚皮質 (感覚情報を受けて解釈する大脳皮質の1部分)が機能していない。 これはサイコパスが周囲の人々の迷惑を全く考慮せずに振舞うことを 説明している。また、頭前方の外周部分(前頭前皮質)の活動が 通常人に比べて著しく低いことが一目瞭然だ。 これは、睡眠中の通常人の脳にきわめて近い。-----

-----左の写真は、脳に損傷を受けたために性格が凶暴になった患者のもので、 右が正常人のものだ。矢印の先端部、前頭前皮質の機能低下が明らかに見て取れる。-----
-----脳の写真からいえる事は、脳の前方が機能していない人は、 攻撃的な傾向がありそうなことだ。エイドリアン・レイン教授はこう言っている。
前頭前皮質に機能不全がある場合、衝動性、自己抑制の欠落、幼児性、 異常な感情表現、行動の制御不能の原因となり、攻撃的行動が現れやすくなる。
"Damage to this brain region (prefrontal cortex) can result in impulsivity, loss of self-control, immaturity, altered emotionality, and the inability to modify behavior, which can all in turn facilitate aggressive acts. " The Psychopathology of Crime

-----福島章『子どもの脳が危ない』によれば、非行や犯罪など、 高い攻撃性を持つ少年の脳を検査してみると、左右非対照であったり、 正常人には無い「のう胞」があったりと、さまざまな障害 (早幼児期脳障害、微細脳器質性格変化症候群など)が見出されることが 圧倒的に多い(健常人の50倍)。-----
-----その原因は胎児期か乳幼児時代にある。 彼らはその頃に何らかの重大な刺激(外傷や化学物質摂取)を受けている。 たとえば、難産で母胎から強引に引き出されて脳が傷ついたり、 高齢出産等による流産予防のための黄体ホルモン製剤・ 甲状腺ホルモン製剤の投与などだ。 それらは胎児に微細ながらも脳の形成異常をもたらし、 強度の男性化(超男性化)を進める。 出産、母乳を経してのダイオキシン(母親は自分のダイオキシンの半分を子に伝達) などの環境ホルモンも影響するとされる。-----
-----犯罪の要因は無数にあり、脳の機能はその中のひとつに過ぎない。 しかし、脳の機能を理解すれば、暴力行為の原因を解明するために 格段に有利な立場に立つことになる。--レイン教授-- (注:7-8割の精度で識別できるということである)-----
"There are a lot of factors involved in crime. Brain function is just one of those,  But by understanding the brain function, we will be in a much better position to understand the complete causes of violent behavior"  The Psychopathology of Crime


以上、 「プロファイル研究所」(←別ウィンドウ表示)より


(このWEBには、凶悪犯罪等の情報が網羅されている。最先端の科学による「脳」の機能や 「人格の作られ方」を理解した上でこの情報に目を通したならば、「更正の可否」「死刑の可否」等をも 超えたところで、人々は、「犯罪」と「人格」を捉え直すことになるだろう。いずれにせよ、 何もかもが時代にそぐわないままの社会システムに、憤慨を超えて、ある種、 絶望することにもなる。様々なことに対して諦めてはならないが、個人が幸福になるのさえ たいへんである今の時代、社会が健全になる「その時」が来るのは、 果てしなく遠い日と思えてくるのではないだろうか)




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■最後に

つまりは、様々な「人格」は、脳のどの部分がどうなっているか、どう機能しているか・ 機能していないかによって、それぞれの特徴が作り出されると(大まかに言えば)言える。


脳のそれぞれの部位、大脳辺縁系・側頭葉・小脳虫部・ 海馬・扁桃体・脳梁・etc. それらが部分的にどのように機能不全かにより、 様々な人格が産み出される。また、それらの機能不全の部位の組み合わせ によって、そのバリエーションも様々となるわけである。

扁桃体異常による過剰な恐怖心・ 小さな左の海馬による記憶障害や多重人格・ 前頭葉の血流過多による強迫症・ 細い脳梁による「統合不全の左右の大脳半球」からの不適切な怒り・ セロトニン異常による鬱・ドーパミン異常による分裂病・ そのほか様々な人格と人格障害。

分裂病については、発生率は1000人に8人で時代によってあまり変化しない。 100人に1人はかかるという極めて発生率が高い。 この確率は日本で白人を見かける確率の5倍程度。 精神分裂病の患者が犯罪を犯す確率は一般より非常に低く、 分裂病の患者は圧倒的多数が社会には何の害も及ぼさない。 しかし、一部の犯罪があまりに猟奇的であるためにその印象が非常に強くなってしまう。

分裂病ではなく凶悪犯罪を犯す人の脳は、事実上、前頭葉が働いていない。 無いに等しいとも言える。
大脳辺縁系や扁桃核に損傷があると行動抑制力は低下。 脳のMRI写真があれば87%の確率で暴力犯罪者の脳を識別可能。 イギリスの脳神経学者エイドリアン・レイン教授がPETスキャン (ポジトロン放射断層撮影)で42人の死刑囚の脳を調査した結果によれば、 前頭葉前部に機能障害があり実質的に活動していないことが明らかになった。 「私の経験から言えば、こうした異常な犯罪者が治癒することはあり得ない」 (John Douglas, Mind Hunter)元狙撃手で13人を射殺した犯人の左側頭葉には腫瘍があった。

詳しくは、 プロファイル研究所 Profile Laboratory を参照 (←別ウィンドウ表示)


要するに、脳をバランス良く発達させることが、健全なる人格を作るということである。 そしてその為には、バランスの取れた「愛」が必要であるということだ。 幼い時期に適切な世話をし、激しいストレスを与えないことである。 多くの子供達が、左右両半球の統合の取れた、攻撃的でなく情緒的に安定している、 他人に同情・共感する社会的な能力の備わった大人に育つよう、 あなたも考えていって欲しい。

創造的能力を持つ子供達が、 社会的動物として複雑な人間関係を保つことのできる「大人」となるよう、 この社会も人々も、より大切に、そして適切に、子供を育てていくべきなのである。


ひとつ、キーワードを挙げるとすれば、それは、過剰でも不足でもない、適度な 「見守る心」ではないだろうか。

過剰な愛でも過保護でもなく、過干渉でも溺愛でもなく、手取り足取りでもない。 また、放任でも過剰なスパルタでもなく、もちろん、無視でも放棄でも虐待でもない。 そうではなく、そういったことではなく、 子供が自発的に行なおうとすることを、背後から優しく見守る、といったことである。 必要限のサポートを、与え過ぎないように、しかし適切に与える。

「見守られていること」を感じつづけることで、子供は適切な自立心を身に付けて ゆくことだろう。親の、あるいは周囲の人の「見守る心」に包まれているが故に、 その「愛の安心感」の中で、自分自身で自分を健全に育て、成長してゆくことだろう (詳しくは「心を考える(1)」『健全なる育児方法』を参照)

「見守る心」があれば、子供は勇気を持って成長してゆく。それに、「見守る心」が あることで生きてゆけるのは、なにも子供に限ったことではない。大人でさえ、 たとえ遠く離れていても自分を「見守ってくれている人がいる」と思うことで、 どこにいても強く生きてゆけるものである。
人は皆、「見守る心」の中でこそ強く生きてゆける。健全に成長してゆける。 そういったものだ。

「見守る心」、それこそが、子供達を育てる上での、あるいは子供達が育ってゆく上での、 中心となる大切なキーワードではないだろうか。それはまた、人の生きてゆく上での キーワードでもあるわけだ。 様々な人格を、精神医学の面からも考察して みても、今更ながらにそれを強く思うものである。

「見守る心」、それはほかでもない、紛れもなく、「本当の愛」のことなのである。 この「心を考える」のコーナーに目を通してくれた方なら、それが真理であることを、 もう、何も言わなくても理解できていることだろう。



「ドラマ」ではあるが、「おしん」は貧しくとも、そして丁稚に出されて家族と離れても、 家族に見守られているといった心があった。家族を信じる安心感が彼女の 「脳」を適切に育てた。
「ウダイ氏」は、父親フセイン大統領の権力とお金に浸っていながらも、 愛に見守られてはいなかっただろう。それなりの環境が、彼自身を そういった「脳」の持ち主にした。 そうしてまた、なんでも手に入れながらも、 自分の人格を考察するための「精神医学の知識・情報」だけには接する 機会が無かったことだろう。
「おしん」は優しい祖母を慕っていた。その祖母に育てられた娘、 すなわち「おしん」の優しい母親が、「おしん」を育てた。フセイン大統領は 母親の再婚相手、すなわち義理の父親に虐待されていた。そして、 大統領は「ウダイ氏」を育てた。作り上げた。

環境が「人格」を作る。人を見れば、どのような環境に育ったか、かつて 以上に分かるようになってもきた時代でもある。信じられる人が多ければ多いほど、 見守ってくれる人が多いほど、あるいは強く信じられる人が一人でもいれば、 人は劣悪な環境にも耐えて健全な「人格」になれる可能性が高くなるだろう。 各種ホルモンが成長期に正常に分泌され、社会的にも人間的にも正常な「脳」を作り上げる。

反対に、どんなに裕福で取り巻きも多くとも、見守られているといった「愛」が なければ、歪んだ「人格」を誕生させる確立は高まる。 各種ホルモンは成長期に分泌のバランスを欠き、 反社会的・非人間的な「脳」を出現させる。 それもひとつの、生物としての劣悪な環境への「適応」だとしても、 現代社会においてはやはり「異常」となるわけだ。 そういったことだ。

結局、人の世の「人格」も、正に「輪廻転生」の中にあると言える。 ミームの「輪廻転生」とも言えるだろう。
このコーナーで、様々なことに対する理解を深めた人が一人でも多く誕生してくれたなら、 誠に幸いである。少なくとも、その人の子供達は、人を見守ることのできる「人」として、 「真の人間としての大人」となってくれることだろう。





   誰かに見守られ、健やかに育つ。
   誰かと繋がり、支え合って生きる。
   誰かを見守り、健やかに育む。
   誰かに見守られ、安らかに逝く。

   人は、「見守られ・繋がり・見守る」ことを、繰り返す。


   見守られなかった人の多くが、人と心から繋がる術を持たず、
   大切な人を持つことも、人を見守ることもないままに、ただ、さ迷う。
   自分のないままに、寂しく徘徊しながら、ただ生きる。
   家庭を持ったとしても、家族を顧みず、子供をも不幸にする。
   そして、それはまた、哀しく虚しい輪廻として、代々繰り返される。


   幸福で価値ある人生とは、「見守られ・繋がり・見守る」だけのことだ。
   ただそれだけのことだ。 ・・・・・・ ただ、それだけのことなのだ。

   そのことに気付いた時、人は、本当の「幸福」を理解する。
   偽りでない「愛」と、価値ある「人生」を、つまりは全てを、手に入れる。


   「見守られ・繋がり・見守る」

             ・・・ それが、全てだ。

                     「見守られ・繋がり・見守る」






以上をもって、(1)(2)(3)と続いた「心を考える」のコーナーは終了する。 精神医学の面から「人格」を考察し、皆様の人生の参考になればと思った 当コーナーであったが、最近の脳生理学の飛躍的な発展に伴ない、 多くの有益な情報を得ることができ、また掲載することができた。

今後も科学は「人格」のシステム・構造を解き明かしてゆく。 当コーナーに目を通した方であれば、それら新しい情報も かなり容易に呑み込むことができることだろう。 そして、つまりは人生に役立てることができるものと思う。


もう、何も言うことはない。

ただ、ただ、あなたの「幸せな人生」を、心から祈るものである。



                             2003年 5月 連休







精神関連リンク
当コーナーで、参考・抜粋・引用させていただいたWEB達
「人格」を考察する上で、日本のネット上でかかせないもの・ 代表的なもの・非常に役立つものなどのリンク集である。 ぜひブラウジングをお薦めする。





「心」を考える(1)
境界性人格障害=BPD:Borderline Personality Disorder」「境界例」
「尋常でない見捨てられ不安」「幻覚」 「解離性人格障害=多重人格
「慢性的な抑うつ状態」 「幼児期の分離不安」 「依存性人格障害」
「as if 状態( as if personality)と境界例感」 「一時性精神分裂」
「ボーダーライン・カップル」「しがみつき」「自己愛性人格障害」
「PTSD=心的外傷後ストレス障害 」 「高機能型BPD」「邪悪な嘘」
「狼少年・狼少女」「虚偽の人」「病的な人間関係の操作・対人工作」
複合精神障害

--- 邪悪な人間はみな同じように見える。 ---一人の邪悪な人間を見れば、 基本的には全ての邪悪な人間を見たことになる。--- 邪悪な人たちの多くは、この一時性精神分裂がある--- 「一時性精神分裂病者」と呼んでいる人たちの多くは邪悪な人たちである。---
                        (著者 M・スコット・ペック)




「心」を考える(2)
「児童虐待が脳に残す傷:脳の形態異常」「<境界例>診断テスト」
「躁鬱病の脳画像」 「フォリアドゥ(folie a deux):ふたり狂い」
「自己愛性人格と柔らかいストーカー」「自己愛に潜む暴力」
「恐怖をコントロールする脳の小さな器官:扁桃体と海馬」
「脳が不安、恐怖を感じた時の情報伝達の仕組み」
「神経症脳の脳科学」「強迫行為の人のコンピューター脳画像」
「境界例(BPD)の治療技法:理解と対応:付き合い方」

--- 子どものときに虐待やネグレクト(養育の放棄や無視・怠慢・精神的虐待・あるいは、 過保護・溺愛なども一種のネグレクトである)を受けると、脳の一部がうまく発達できなくなってしまう。 ---ホルモンの量がほんのわずかに変化し、子どもの脳の配線を永久に変えてしまう。 そして、他人の不幸を喜ぶような冷酷な世界でも 生き抜けるように適応しうるのだ。---(日経サイエンス/2002年6月号)
              (異常な形の脳・脳機能異常・脳機能障害)




「心」を考える(3)
自己愛性人格障害=NPD:Narcissistic Personality Disorder」
「自己愛性人格障害とはなにか」「日本型の自己愛性人格」
「自己愛と境界例の「対比と関係」:自己愛人格障害と境界人格障害」
「独裁者とその一族・暴力夫・不倫夫・隠微なストーカー・狼少年・狼少女・
見栄っ張り・詐欺師・うそつき・罪を認めない政治家・不可解にキレる者・
等々と、自己愛人格 (or 自己愛性人格障害) の、共通する関係」
「ミームとBPD」「統合失調症(旧名:精神分裂病)関連リンク」
「反社会性人格障害・行為障害・性障害・性的サディズム・猟奇殺人」
犯罪者の脳機能障害 Criminal Brain」「サイコパス・ソシオパス」

--- 前頭前皮質に機能不全がある場合、 衝動性、自己抑制の欠落、幼児性、異常な感情表現、行動の制御不能 の原因となり、攻撃的行動が現れやすくなる。 ---サイコパス (「反社会性人格障害」等)が周囲の人々の迷惑を全く考慮せずに 振舞うことを説明---睡眠中の通常人の脳にきわめて近い。--- (エイドリアン・レイン教授)





子育てを始めた方は必見のページ。
健全なる育児方法 「育児行動」に役立つ「リンク情報ページ」

あなたが親なら、 あるいは親になるなら、子育てのためにも、その子の幸福な将来のためにも、 必ず知っておくべきだろう




脳が殺す ― 連続殺人犯: 前頭葉の“秘密”

ジョナサン・H. ピンカス (著), Jonathan H. Pincus (原著), 田口 俊樹 (翻訳)
光文社 ; ISBN: 4334961371 ; (2002/10)
レビュー/内容(「MARC」データベース)
凶悪犯罪者の脳は「殺人許可証」を持っていた! 人の心の闇にスポットをあて、 殺人犯は裁かれるべきか、治療されるべきかという根源的な問いを投げかける。 殺人犯150人、調査期間25年-。そこで明かされた驚愕の真実。
前頭葉の機能不全が許した淫行/ 虐待された者が長じて他人を虐待する理由/ "幽体離脱"(※つまりは解離障害・多重人格等) を生み出した凄惨な体験/ 虐待と脳損傷が暴力を生む/etc.



平気で暴力をふるう脳

[原書名:THE BIOLOGY OF VIOLENCE〈Niehoff, Debra〉]
ニーホフ,デブラ【著】〈Niehoff,Debra〉・吉田 利子【訳】
草思社ISBN: 4-7942-1251-8 (2003-10-22出版)
彼らの脳で、一体何が起こっているのか?
キレる若者、ストーカー、家庭内暴力。いとも簡単に一線を越え、 暴力に走る人間はいかにして作られるか。 環境が引き起こす脳の暴走のしくみを解き明かす衝撃の書。
些細なことでいとも簡単にキレる若者、ストーカー、家庭内暴力。一体何が彼らを暴力に走らせるのか?幼児虐待を受けた子どもは、なぜ自分が親になった時に虐待をくり返してしまうのか? いま、環境と脳の相互作用の研究が進み、ヒトが暴力にいたってしまう驚くべきしくみが見えてきた。脳の暴走を引き起こすきっかけとは何か、脳の暴走をくい止める手だてはあるのか――。 神経生物学と心理学の最新の知見を元に、暴力的な人間が作られてしまう脳のしくみを解き明かす、衝撃の書。
第1章 論争の火種/ 第2章 脳は育つ/ 第3章 恐怖は脳に刻まれる
第4章 失われた脳内ネットワーク/ 第5章 困った化学作用
第6章 怒りのホルモン/ 第7章 正気を失う/ 第8章 潜在能力を導くもの
第9章 脳はいかにして変わりうるか




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