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'12/10/20

三江線利用増へ委員会 作木


 三次市作木町の町自治連合会が、JR三江線の利用促進委員会を組織内に設け、住民への利用啓発活動を始めた。高齢化が進んでいる同町で、三江線は重要な生活交通手段であるとして力を入れる。JRなどへの存続要望も検討する。

 利用促進委員会は9月の役員会で設置した。町内12の自治区の役員たち18人で構成する。早速、さくぎ町民だより10月号に、神楽の演目を各駅の愛称にしたことなど、三江線活性化に向けた取り組みの特集記事を掲載。今月中旬、町内の全約780戸に配布して住民に利用を呼び掛けた。

 町内の各自治区を通じて今後、山陰方面への旅行や、三次市中心部への親睦会などでの団体利用の働き掛けも強める。JR西日本米子支社と沿線6市町や住民たちでつくる三江線活性化協議会からのイベント補助制度も紹介していく。




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