PC遠隔操作:名古屋でも感染 犯行声明で言及
毎日新聞 2012年10月16日 15時00分
パソコン(PC)の遠隔操作事件で、犯行声明とみられるメールには、名古屋市内の自動車部品メーカー社員のPCもウイルスに感染して遠隔操作し、掲示板サイトに「コミケで大量殺人」などと書き込んだとする内容も含まれていたことが分かった。コミケは同人誌の即売イベント「コミックマーケット」の略称。
メーカーは16日、取材に対し、「警察の接触は今のところなく、報道取材で初めて知った。聴取されている社員がいるとも聞いていない」と話し、遠隔操作の事実は把握していないという。
同社は社員約1000人にPCを貸与しているが、仕事とは無関係の掲示板や交流サイトなどにはアクセスできないよう制限しているという。【岡大介】