懲戒免職:半年間無断欠勤の陸士長を−−陸自空挺団 /千葉
毎日新聞 2012年10月13日 地方版
半年間、無断欠勤したとして、陸上自衛隊第1空挺(くうてい)団は12日、男性陸士長(27)を懲戒免職処分にした。「多額の借金があり、自衛隊を辞めて人生をやり直したかった」と話しているという。
同団によると、元陸士長は今年4月2日から突然、行方不明になった。県警に保護願いを出したところ、10月2日になって千葉運転免許センター(千葉市)に免許証の再発行手続きに訪れ、保護された。半年間、東京都内で接客の仕事をしていたという。
同団はまた、3曹(26)と別の陸士長(23)の男性2人を、他の隊員に対する体罰を行ったとして12日付で、それぞれ▽停職1日▽減給(10分の1)1月−−の懲戒処分にした。【市村一夫】