陸自信太山駐屯地:訓練中に部下を蹴って大けが 隊員処分
毎日新聞 2012年10月09日 11時56分(最終更新 10月09日 13時04分)
陸上自衛隊信太山駐屯地(大阪府和泉市)は9日、訓練中に部下を蹴って大けがをさせたとして、同駐屯地の第37普通科連隊に所属する3等陸曹の男性隊員(28)を停職9日の懲戒処分にした。
同駐屯地によると、3等陸曹は7月5日未明、駐屯地内での集団訓練で部下の男性陸士長(25)の緩慢な動作に激高、胸を蹴って肋骨(ろっこつ)骨折など全治約3週間のけがをさせた。
古庄信二・同駐屯地司令は「規律を厳守すべき自衛官がこのような事案を起こし誠に申し訳ない。指導を徹底し再発防止に万全を期する」とコメントした。【山下貴史】