枝野経産相、敦賀原発3・4号機の着工は認めないとの考え示す
枝野経済産業相は、設置許可が審査中の敦賀原発3・4号機の着工に、日本原子力発電が意欲を示したことに対して、「やるなら自己責任でやってほしい」と述べ、着工を認めない考えをあらためて示した。
枝野経産相は、閣議後の記者会見で「(敦賀原発の増設は)民間個別企業として、自己責任でやってください。(政府は)事実上止めるためのさまざまな工夫は進めていく」と述べ、原発の新設・増設は行わないとする新たなエネルギー政策に基づき、敦賀3・4号機の着工は認めないとの考えをあらためて示した。
枝野経産相はこれまで、設置許可が出ていない原発9基の建設を認めない考えを明らかにしていたが、日本原電は17日、建設続行の意向を示していた。