羽生はフィンランディア杯のフリーで「4回転サルコウ」と「4回転トウ」を成功して優勝した。
■五輪へ過酷かつ刺激的な戦いがスタート
2位のリチャード・ドーンブッシュ(アメリカ)は4回転トウを2本成功、3位のハビエル・フェルナンデス(スペイン)はこの試合ではミスしたが、4回転サルコウと4回転トウをそろえた経験がある。
GPシリーズが始まる前のシーズン序盤から、4回転は“インフレ状態”。高橋は言う。「2本は当たり前の時代。そんな時代にいることは、しんどいけど、試される感じで面白いです。ソチ五輪までには、4回転2本どころか3本という時代になってくるかもしれませんね」
ソチ五輪に向けて、芸術的にも技術的にもレベルを上げなければ勝ち抜けない、過酷かつ刺激的な戦いがスタートした。
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