フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカが19日(日本時間20日)にシアトル近郊のケントで開幕する。18日は公式練習が行われ、世界選手権男子銅メダリストで17歳の羽生結弦(宮城・東北高)らが調整した。
羽生はフリーの練習で冒頭の4回転トーループを決め「感触はいい」と納得の表情だった。
昨年3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)はジャンプの回転不足が目立ったが「やるべきことはやってきた」と話し、町田樹(関大)は軽快な動きを見せた。女子の今井遥(大東大)も氷の感触を確かめた。
19日のショートプログラム(SP)の滑走順は羽生が最終10番目、小塚が7番目、町田は4番目となった。(共同)