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'12/10/19

家電販売競争の第2幕火ぶた



 家電量販のエディオン(広島市中区)は18日、全面改装していた広島本店本館(同)を26日に開くと発表した。約700メートル東にあるヤマダ電機(群馬県高崎市)の「LABI(ラビ)広島」は19日からセールで対抗。両社の新店が同時開業した6月に続く、販売合戦の「第2ラウンド」が始まる。

 エディオンは、6月に開店した隣接の新館と併せて2館体制が整う。売り場面積は2館で計約1万5500平方メートルと、同社の店舗では最大規模。LABI広島の約1万2200平方メートルを上回る。

 本館は地上8階、地下2階で延べ約8250平方メートル。近くでパソコンなど情報家電を売っていた「コンプマート」が1〜4階、おもちゃとゲーム専門の「ネバーランド」が6、7階に入る。分散していた売り場を集約して利便性を高める。5階は時計売り場、8階はJ1サンフレッチェ広島のオフィシャルショップなどができる。

 本館は改装のため6月上旬から大半の売り場を閉じていた。

 一方、業界最大手のヤマダ電機はLABI広島で19〜26日、「誕生100日記念!感謝祭」と大規模なセールを打ち出した。エディオン本館のオープンにぶつけた形だ。日替わりの特売品に加え、ポイントサービスも増やして集客を図る。

【写真説明】全面改装を終えて26日にオープンするエディオン広島本店本館。奥が新館




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