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旧佐渡鉱山の採鉱施設などが国重文に10月19日 17時46分
新潟県佐渡市にある日本を代表する鉱山の1つ、旧佐渡鉱山の採鉱施設など7件の建造物が新たに国の重要文化財に指定されることになりました。
これは文化庁の文化審議会が田中文部科学大臣に答申したものです。新潟県佐渡市の「旧佐渡鉱山採鉱施設」は江戸時代から平成元年まで、金や銀を産出し続けた日本を代表する鉱山の1つ、旧佐渡鉱山に昭和初期に整備された施設です。採掘した金や銀の鉱石を細かく砕く「高任粗砕場」や貯蔵する「高任貯鉱舎」など一連の施設が残されていて、戦前の鉱山施設の姿を知ることができます。
また、愛媛県八幡浜市にある「日土小学校」の2つの校舎は、昭和30年代に建てられました。
校舎の脇を流れる川に2階のベランダがせり出した特徴のある外観や、中庭を設けて教室の採光と風通しをよくした構造などが高く評価されました。
このほか、香川県善通寺市にある四国霊場75番札所、「善通寺」など合わせて5件の建造物も新たに重要文化財に指定されることになりました。
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