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志位委員長が米大統領に書簡10月19日 16時48分
共産党の志位委員長は、沖縄県でアメリカ海軍の兵士2人が日本人の女性を乱暴したなどとして逮捕された事件を受けて、在日アメリカ軍基地の全面撤去や日米安全保障条約の破棄を求める書簡を、アメリカのオバマ大統領宛てに送りました。
これは、志位委員長が記者会見で明らかにしました。
書簡で、志位委員長は、沖縄県でアメリカ海軍の兵士2人が日本人の女性に路上で乱暴し、けがをさせたとして逮捕された事件について、「女性の尊厳を踏みにじった卑劣極まりない蛮行だ。これまで綱紀粛正や再発防止と繰り返し言いながら再発を防げなかったアメリカ政府の責任も厳しく問われている」と批判しています。
そのうえで、「沖縄では『アメリカ軍基地がある以上、悲惨な事件はなくならない』という声が高まっており、激しい怒りの声を真剣に受け止めるべきだ」として、オバマ大統領に対し、在日アメリカ軍基地の全面撤去や、日米安全保障条約を破棄して友好条約に代えることを求めています。
また、書簡では、普天間基地に配備された新型輸送機「オスプレイ」について、「運用についての日米間の合意すら無視した飛行が行われている」として、配備の撤回や普天間基地の無条件返還も求めています。
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