機内での盗撮、立件に壁　「どこの上空」特定が必要

朝日新聞デジタル 10月14日(日)9時27分配信

【奥田薫子、清水優】飛行中の旅客機内での盗撮容疑で全国で初めて逮捕された男が、処分保留で釈放されていたことがわかった。盗撮した地点が特定できず、どの都道府県条例を適用すべきか確定できないと検察が判断したためという。警視庁は同様の事案に対する取り締まり策の検討に乗り出した。

会社社長の男（３４）は９月１０日、高松発羽田行きの日本航空機内で、女性客室乗務員のスカート内を盗撮したとして警視庁に逮捕された。通路を歩く乗務員の背後から、座席に座ったまま手を伸ばしてボールペン型カメラで盗撮したとされ、調べに対し「乗務員の制服を見てムラムラした」と容疑を認めた。自宅パソコンからは、旅客機や新幹線内での盗撮画像が多数押収されたという。

盗撮の摘発には、発生した場所の都道府県の迷惑防止条例が適用される。だが、飛行中の旅客機内では、どこの上空だったのかの特定が難しく、これまで逮捕された例はなかった。今回は目撃者や乗務員の証言から、盗撮した時刻を午前８時９分と特定し、航路の分析から盗撮地点を兵庫県篠山市上空と断定して同県の条例違反容疑での逮捕に踏み切った。
しかし、捜査関係者によると、事件を送致された検察側は、正確な時間や場所の特定ができず、兵庫県の条例違反に問えるか疑問が残ると判断し、逮捕から１０日後に処分保留のまま釈放したという。このまま不起訴となり、罪に問われない公算が大きい。



容疑を認めているし、目撃者も居て犯行時間迄特定されている変態を何故、下らない理由で釈放してしまうのでしょう。
被害者が受けた辱めを考えれば、ありとあらゆる方法でどうにか成りそうな気もしますし、裁判でも証言等で十分罪に問えると私は思いますが。
家宅捜索までして証拠も揃っているのに、立件出来無いとはお粗末過ぎるし、検察は被害者の事の立場を理解出来ていないのでは無いかと。
条例違反では無く刑法を適用出来なかったのか不思議に感じます。

これでは、新しい法律が出来る迄、空の上は変態に取っては条例に関しては無法地帯で捕まらない限りはやりたい放題ですね笑
私が変態の立場だったら「今がチャンス」とばかりに飛行機へ押し寄せて行きそうに思えて成りません笑
上空で盗撮するなら、GPS機能さえ切っていれば良いのでこんな楽な事を変態が見逃す訳が無いと感じます。
この様な事が認められるなら、同じ都道府県条例で取り締まりをされている、未成年者に対する淫行も、上空では捕まっても処分保留で釈放と言う事に成るのでしょうか？
他にも色々な犯罪がまかり通って様な気がしますが。
それに、この変態は常習の様ですから味をしめて繰り返すでしょうね。
海上等も同じ様に条例で定められていたら、もう無茶苦茶では無いかと。

考えるとおかしな話ですが、何故盗撮や児童買春は、強姦や強制わいせつとは違って各都道府県の条例によってしか処罰出来ないし、その基準も各地でバラバラ何のでしょう？
日本中の何処でも駄目な事は駄目で、刑法で定めていればこんな事には成らないと思いますが。
私は、盗撮も痴漢と一緒にしても良いのでは無いかと思います。
今回の件も何処の条例が適用されるかわからないなら、どうにか法律で対応出来ない物なのかと、疑問に感じます。

この変態は、この事を知っていたのかも知れませんね。
私は、ボールペン型のカメラって何の為に使用するのか分りません、盗撮以外の利用方法って何でしょう？
この様な物が簡単に手に入るのも問題が有る様な気がします。
刑法では逃れても、民事で莫大な慰謝料を請求されれば良いと思います。
不治の病ですので、逮捕された以上被害者の為にもマスゴミは実名を晒して、会社社長とやらの面目を潰すべきだと感じます。

国は、変態共の朗報に成らない様に、さっさと条例と言う盲点を無くして条例では無く法整備をしろと思います。