「努力のできる天才」浅田真央
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中日体育賞を受賞した小塚崇彦選手が、練習仲間である浅田真央さんのことを、
「浅田選手は努力のできる天才」だと語ったんだって。 この言葉を目にしたとき、プロ野球の松井秀喜選手のお父さんが、まだ若かった彼に贈った言葉を思い出したんだ。 その言葉とは、「努力できることが才能だ」。 松井選手はこの言葉を励みとして努力をし、今日の素晴らしい成功へと結びつけたのだそうだ。 運動能力や知能は、親から授かった遺伝が大きく影響していて、努力したところでたかが知れていると、誰もが思ってしまいがちだよね。 とんびが鷹を産むなんて話は、実際にはあり得ないし、自分の能力に見切りをつけて、そこそこの人生を歩むしかないと、誰もがあきらめちゃうんだよね。
だけどさ、実際はそうじゃないんだよね。
人によって限界はあるだろうけれど、努力によって成し遂げられることって世の中には結構あるんだよね。
たとえ持って生まれた能力が平凡であっても、努力次第でいくらでも能力を高めていけるなんて、うれしい話じゃない。
まあ、私を含めて大多数の人が、努力すれば少しは良くなると思いつつも、努力をすることを放棄しているんだけどね。
だって、努力をし続けるって、言うのは簡単だけれど、とっても大変なんだもん。
心がけ次第で、天賦の才能とたがわぬ力が発揮できるようになるとしても、努力すること自体が誰にでもできることではないんだから、やはり努力ができるってのも、一つの才能なんだろうな。
小塚選手が語るように、私が応援する浅田真央さんも、努力ができる才能を身につけている人なんだよね。
どんなに調子が悪くても、気分が乗らなくても、淡々と日々の練習をこなし続ける真央さん。
その芯の強さがあるからこそ、ジャンプの大改造にも恐れることなく挑戦できるし、さらなるレベルアップにも挑戦できるんだろうな。
真央さんが生まれ持った才能だけで、何の苦労もなくトップに君臨しているのだとしたら、ファンは彼女の活躍に熱狂することはあっても、アスリートとしての彼女の生き方に共鳴したり、尊敬の念を抱くことはないと思うんだ。
どんなに地味なことでも、どんなに大変なことでも、ただひたすら立ち向かい、努力を怠らないその姿に、私たちは、心を奪われるんだよね。
「努力のできる天才」である真央さんの未来は、きっと今以上に輝いているに違いないよ。
努力とは縁のない私だけれど、真央さんを通して、努力の先に見える栄光を味わってみたいな。
神様〜！誰よりも努力を惜しまない人には、一番のプレゼントを用意してね。
当然だよね。
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