浅田真央＆アシュリー・ワグナー徹底比較 ルッツ編（笑）
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ジャパンオープンがらみの、どうでもいい話題もそろそろ底をついてきた。
そこで、意を決して本題に突入しちゃおうかな・・・なんて思っているのだ。
題して、「浅田真央＆アシュリー・ワグナー徹底比較」。
ジャパンオープンで、大きなミスなく演じ切り、拍手喝さいを浴びた両選手の演技を、フィギュアスケートに関してずぶの素人であるふたご星が、一刀両断に切り捨てちゃおう！っていう趣向なのだよ。
オッといけない。
切り捨ててどないするねん。（汗）
前言撤回！
浅田真央さんとワグナー選手の長所と今後の課題を、さも知ったかぶって偉そうに指摘しちゃおうという企画だよん。
なにせ素人ゆえ、フィギュア関係者の失笑を買う恐れも十分考えられるけれど、失敗を恐れず、勇気をもって書くことにするよ。
あっ、それとね。
私ってば根っからのマオタだから、公平に書こうと努力しても、どうしたって真央さんを贔屓目に書いちゃうと思うんだ。
中立の立場で書かずして、何が徹底比較だよ！と、突っ込みを入れようとしている、そこのあなた！
そう、君のことだよ。
昨季の四大陸選手権に世界選手権、そしてジャパンオープンと、三回連続でワグナー選手に負けちゃった浅田真央ファンの、悪あがき、もしくは負け惜しみだと思って、大目に見てやってくだされ。（＾−＾；
さあ、前置きも済んだことだし、そろそろ始めるか・・・。
じゃあ、今回はルッツジャンプから比較していくことにするね。
浅田真央とワグナーのルッツ、どっちのルッツがよりショボイ？皆さんすでによくご存知のことと思うが、この二人は試合でルッツジャンプを跳ぶたびにエラーを取られちゃう常連さんだ。双方とも、このルッツジャンプの矯正には苦心しているが、なかなかジャッジにはその努力を認めてもらえず、苦労の時を送っている。 今回も例にもれず、２人そろってエラーをちょうだいしたわけだが、じゃあ、二人とも同じくらいルッツがショボイかというと、そんなことはない。
現時点ではどちらも不正ジャンプだけれど、真央さんのほうが先は明るい気がするんだ。
ジャパンオープンを現地観戦した私が、この二人のジャンプを実際に生で見て、そう思ったんだから間違いない。なんか文句あるか？
と、けんか腰に言ったところで、なんの説得力もないので、そう思った理由も書かないとね。
ワグナー選手がルッツジャンプを跳んだのは、ちょうど私の目の前。
脚をクロスにして後方に滑ってきたので、ループジャンプを跳ぶんだろうと思い込んでいたら、いきなり左足のエッジを突いてジャンプしたので、目が点になっちゃったんだよ。
「なんじゃあ〜今のジャンプは？ひょっとして新種のジャンプ〜？」
と、頭の中は、はてなマークのオンパレード。
現地生観戦中に、八木沼純子さんのジャンプ解説など入るわけもなく、その衝撃の瞬間を眼にこびりつかせたまま、帰宅するほかなかったんだ。
早速家に帰って、ワグナー選手の謎のジャンプの場面を録画再生したら、八木沼さんはそのジャンプを、３ルッツと呼んでいるではないの！それを知って、
「ひょえ〜っ、マジかよ〜」と、オッたまげたのなんのって。
ここで、ワグナー選手を少し弁護しておこう。
ルッツに入る前動作に、高橋大輔選手のようにターンを入れる選手もいれば、ワグナー選手のように足をクロスする選手もいて、それ自体は決して不正ではない。
でもさ、それも程度によると思うんだ。
ワグナー選手の場合、ルッツジャンプを跳ぶ時に、支持する脚のエッジが内側に傾かないようにするために、もう一方の足をクロスして直前まで中立を保ち、最後の最後でクロスさせていた足を突いてジャンプしたんだけれど、とてもじゃないけれど、美しいルッツジャンプのフォームとは言えない気がするんだよ。
跳び上がる瞬間が目に焼き付いているから言えるんだけど、あの時ワグナー選手の支持足のエッジはフラットだったよ。
少なくとも内側ではなかったので、エッジエラーが付いたのは、かわいそうなのかもしれない。
でもね、あの跳び方では、どれだけ練習を重ねても、正しい外側のエッジで踏み切れるようにはならないんじゃないかと思ったんだ。
つまりね、ワグナー選手のルッツは、このままでは、いつまでたってもエッジエラーがつきまとうってこと。
実際のところ、フラットに見えたのにエラーが付いた上に、内側エッジで踏み切ってしまった真央さんより減点幅が大きいし・・・。
ソチオリンピックまで１年半になっちゃったから、今さらルッツの跳び方を変更してくるとは思えないので、彼女は加点が付くルッツを手に入れることなく、オリンピックの本番を迎えるしかなくなるんだろう。可哀そうだけど。
一方、ジャパンオープンで跳んだ浅田真央さんの３ルッツは、回転が少し足りなかった上に、跳ぶ直前に支持している脚のエッジが内側に傾いてしまった。
本来ルッツは、外側のエッジに乗ってジャンプしなくてはいけないのに、真央さんはフリップジャンプと同じ内側のエッジに乗ってジャンプしてしまったってことになる。
これは俗に言うフルッツってやつで、ジャッジからエッジエラーをちょうだいしても、何ら文句が言えない失敗ジャンプだったわけだ。
でもね、真央さんのルッツは、ジャンプに入る軌道がルッツらしいというか、オーソドックスっていうか、その跳び方も含め、素人の私が一目見て、ルッツを跳ぶんだとわかるジャンプなんだよ。
基本に忠実ともいえるかもね。
現時点では残念ながら、跳ぶ直前にエッジが内側に傾いちゃう癖を、完璧には修正できていないので、１年半後のソチオリンピックまでに、はたして修正が間に合うのかは未知数ではあるよ。
でも、ワグナー選手と違って、きれいなルッツの教科書ジャンプが跳べる可能性が、真央さんにはあるんだよ。
さあて、もうわかったね。
現時点では、どっちのルッツも未完成。
でも、将来的に正統派ルッツが跳べる可能性があるのは真央さんで、そうでないのはワグナー選手だってね。
なので、この二人のルッツのショボさ対決を制したのは、ワグナー選手ってことになるかな？
反論は、受け付けないってことはないけれど、お手柔らかに。（＾−＾；
では、今回はこの辺で。
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