災害協定:大野市、相互応援で三重・尾鷲市と締結 /福井
毎日新聞 2012年10月18日 地方版
大野市は17日、三重県尾鷲市と災害時相互応援協定を締結した。被害が広範囲に及んだ東日本大震災や紀伊半島豪雨を教訓に、遠隔地の自治体との連携を検討していた両市の利害が一致した。
両市は約300キロ離れ、同じ災害で同時に被災する恐れが低い。災害時に、医療・防疫資機材、生活物資の提供▽職員、ボランティアの派遣▽避難所の設置▽児童・生徒の受け入れ−−などを実施する。
大野市は既に、茨城県古河市など県外5市や高浜町と同協定を締結している。【橘建吾】