再生の原風景 渡良瀬
ラムサール条約への登録候補地、渡良瀬遊水地の魅力を写真で紹介
【社会】尼崎遺棄 男性転落死で保険金兵庫県尼崎市の死体遺棄事件で、別のドラム缶コンクリート詰め事件で起訴された角田(すみだ)美代子被告(64)の周辺で行方不明になった七人以外にも、美代子被告の親族の女性一人の行方が分からなくなっていたことが十八日、捜査関係者への取材で分かった。 この女性の息子で、美代子被告の義理の妹の角田三枝子被告(59)=窃盗罪で起訴=と結婚した男性=当時(51)=が二〇〇五年、沖縄県で観光中に転落死し、三枝子被告が約一千万円の保険金を受け取っていたことも新たに判明した。 尼崎東署捜査本部は捜索願が出ている七人を不明者として捜査しているが、捜査関係者は女性と男性の親子について「美代子被告や三枝子被告周辺の不審な状況を示すものだ」と指摘。ほかにも不明者や死亡の経緯が不審な人がいないか洗い出しを進める。 転落死した男性は塗装作業員で、〇五年七月一日午前、三枝子被告らと沖縄県恩納村の観光名所「万座毛」を訪問。三枝子被告ら親族や友人と計九人で記念撮影中に約三十メートルの崖下に転落した。沖縄県警は男性がつまずいたか、足を滑らせたのが原因の事故死と判断した。 この親子をめぐっては、男性の弟が七人の行方不明者に含まれている。 これまでに不明や死亡が明らかになった人はいずれも、美代子被告と親族だったり、尼崎市や高松市で同居していたりするなど共通の接点が浮上。美代子被告にごく近い関係者は、六人が殺害され、三遺体が見つかった尼崎市の住宅のほか、岡山の海や高松市の住宅に遺体を捨てたと証言している。 PR情報
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