2012年10月16日
世界の預言書の一覧
いちらん屋
元⇒http://ichiranya.com/society_culture/086-prophetic_writing.php
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名称 | 概要 |
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旧約聖書 | ユダヤ教およびキリスト教の正典で、 預言者たちの予言についてをまとめた章や、 終末予言とも取れる文章などが記載されています。 |
新約聖書 | 紀元1世紀から2世紀頃のキリスト教徒によって 書かれた文章でキリスト教の聖典となっています。 新約聖書にも予言ともとれる文章などが 記載されています。 |
イザヤ書 | イサイヤの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書に含まれる一書で、三大預言書 (イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書)の 一つとされています。 イザヤ書では預言者イザヤ(複数の時代に 人間によって書かれている説も有り)の 予言などがまとめられています。 |
エレミア書 | イエレミヤの預言書の預言書とも呼ばれています。 旧約聖書に含まれる一書で、三大預言書 (イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書)の 一つとされています。 エレミア書では預言者エレミアによる予言詩や、 エレミヤに関する文章、 様々な説教などがまとめられています。 |
エゼキエル書 | 旧約聖書に含まれる一書で、三大預言書 (イザヤ書、エレミア書、エゼキエル書)の 一つとされています。 エゼキエル書では預言者エゼキエルによる イスラエルに関する予言や、神の啓示、 エルサレムに対する神の裁きなどがまとめられています。 |
ダニエル書 | 旧約聖書に含まれる一書で、ダニエルが連行された バビロニアについてや、ダニエルの予言(幻視)など についてがまとめられています。 |
十二小預言書 | キリスト教の旧約聖書文書群で、ホセア書、 ヨエル書、アモス書、オバデヤ書、ヨナ書、 ミカ書、ナホム書、ハバクク書、 ゼファニヤ書、 ハガイ書、ゼカリヤ書、マラキ書が 十二小預言書に含まれます。 |
ホセア書 | オシヤの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 紀元前8世紀末の預言者とされているホセアによる 預言書です。イオイリの預言書とも呼ばれています。 |
ヨエル書 | 旧約聖書の文書のひとつで十二小預言書に 分類されています。 紀元前8世紀から紀元前2世紀ぐらいにかけて 活動していたとされる預言者ヨエルによる預言書です。 なお今現在もヨエルの生存していた 期間はハッキリとしていません。 |
アモス書 | アモスの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 紀元前8世紀頃に北イスラエル 王国で活動していたとされる 預言者アモスによる預言書です。 |
オバデヤ書 | アウディヤの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 紀元前848年から840年頃に書かれたとされる書物で、 「エドム(パレスチナの南南東で死海の南から アカバ湾に至る地域)の傲慢と滅亡」と 「イスラエルの回復」の内容からなる 預言者オバデヤによる書物です。 |
ヨナ書 | イオナの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 紀元前8世紀または紀元前5世紀中頃から 紀元前4世紀の始めごろに 書かれたとされる書物で、 登場人物の預言者ヨナと神 のやり取りが主な内容となっています。 |
ミカ書 | ミヘイの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 紀元前8世紀の預言者ミカによる預言書で、 当時の社会批判やエルサレムの壊滅の 予言などが記載されています。 |
ナホム書 | ナウムの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 預言者ナホムによりまとめられたとされる書で、 「ニネベの陥落」 「アッシリアへの裁き」などが記載されています。 |
ハバクク書 | アウワクムの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 預言者ハバククにより紀元前600年ごろ に書かれたとされる書で、「ユダ王国に臨む神の怒り」 「神との和解と救済」などを予言しています。 |
ゼファニヤ書 | ソフォニヤの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 預言者ゼファニヤにより紀元前7世紀後半頃 に書かれたとされる書で、 「諸国とユダ王国に対する神の裁き」 「捌き後の救いの喜び」等について書かれています。 |
ハガイ書 | アゲイの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 預言者ハガイが紀元前520年の 6月から9月にかけて予言した 内容をまとめたとされる預言書です。 |
ゼカリヤ書 | ザハリヤの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 預言者ゼカリヤが紀元前520年頃に予言した 内容をまとめたとされる預言書です。 |
マラキ書 | マラヒヤの預言書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつで 十二小預言書に分類されています。 北イスラエルの預言者マラキが予言した 内容をまとめたとされる預言書です。 |
ワルフの預言書 | バルク書とも呼ばれています。 旧約聖書の文書のひとつです。 |
ヨハネの黙示録 | 新約聖書の文書のひとつで新約聖書の中では 唯一預言書的な内容が記載されている書です。 ヨハネの黙示録は、古代キリスト教での 小アジアにおける七つの主な教会にあてられる 書簡という形で書かれ、 終末において起こるであろう出来事を予言しています。 |
全ての教皇に 関する 大司教聖 マラキの預言 | 1094年から1148年にかけて生存していた アイルランドの聖職者である聖マラキによる預言書で、 165代ローマ教皇ケレスティヌス2世以降の112人の 歴代ローマ教皇に関する予言が書かれています。 |
全ての教皇に 関する預言 | 15世紀紀初頭のヨーロッパの預言書で、 第188代ローマ教皇ニコラウス3世からの 歴代のローマ教皇を30の押絵と文章で 予言したとされる書物です。 |
メトディウスの予言書 | 7世紀にシリア語で作成された預言書とされた書物で、 キリスト教における終末論と 良く似た内容が書かれています。 |
アガスティアの葉 | 紀元前3000年頃にいたとされているインドの 聖者アガスティアの予言を伝える葉で、 個人に対する予言が書かれているとされています。 アガスティアの葉は1人に対して14枚存在し、 古代タミル語で書かれたその葉の 内容を読めるのは特別な訓練を行った ナディ・リーダーと呼ばれる人たちだけとなっています。 |
シビュラの書 Libri Sibyllini | シビュラ(古代の地中海世界でアポロンの 神託を受け取ることのできる巫女)達が語った 内容をまとめたとされる古代ギリシャの詩集で、 自然災害や伝染病などを避けるために必要とされる 儀式的内容が記載されて言いました。 現在シビュラの書は殆どが消失し、 断片のみが残されています。 |
シビュラの託宣 | Oracula Sibyllina シビュラ達が語った内容をまとめたとされる ギリシャ語の詩集で、 歴史的事件に対しての 予言的内容が含まれて居ます。 なお、 シビュラの託宣はシビュラの書を元に ユダヤ教徒やキリスト教徒が 作ったものとも言われており、 現在は12巻と8つの断片が存在しています。 |
ティブルのシビュラ の託宣 | ティブルティナ・シビュラ 現在のイタリア共和国ラツィオ州ローマ県の ティヴォリのシビュラの語った内容をまとめたとされる 預言書で、4世紀頃に作られました。 |
ミラビリス・リベル | Mirabilis Liber 1520年代にフランスで刊行された予言集で、 様々な聖人達の予言を集めた本となっています。 書物は33章に分かれており、1519年頃に作られ 1522年に印刷したとされています。 作者は不明ですがフランスの中部の都市の リモージュ出身の聖職者が 製作に関わっていると考えられています。 |
マチュー・ ランスベールの暦 | 17世紀前半に生存していたとされるベルギー人 数学者・占星術師のマチュー・ランスベールが作った暦で、 翌年1年間の予言が書かれていました。 主な暦には「マチュー・ランスベール師による 閏年1636年向けの暦」などがあります。 マチュー・ランスベールの死後もランスベールの 名前を使った暦や書物などが数多く出版されました。 |
ヘンリー8世の 治世に関する マザー・シプトンの予言 | 15世紀から16世紀にかけてイギリスにいたとされる 預言者であるマザー・シプトンの預言書で 1641年に発行されましたが.マザー・シプトン 死後100年以上経過してからの発行であるため、 予言の内容が事後予言ではないかと疑われています。 |
マザー・シプトン の生涯と死 | 15世紀から16世紀にかけてイギリスにいたとされる 預言者であるマザー・シプトンの預言書で、 1677年に発行されました。 内容はマザー・シプトンの伝記と、 彼女が予言した内容を全てまとめたとされる書物です。 しかしこの預言書も彼女の死後100年以上 経過してからの発行であるため、 予言の内容が事後予言ではないかと疑われています。 |
予言。諸時代の終焉 | 19世紀のフランスの作家である ウジェーヌ・バレストによって出版された本で、 ノストラダムス、聖マラキ、ピエール・チュレル、 リシャール・ルーサ、オリヴァリウスの予言、 オルヴァルの予言等がまとめられていました。 |
ミシェル・ ノストラダムス 師の予言集 | Les Prophéties de M. Michel Nostradamus フランスの占星術師であるノストラダムスの 四行詩集を主体とした書物で、16世紀から 未来にかけての内容が予言されているといわれており、 現在のノストラダムスの予言で用いられている 文や詩はこの本の内容のものです。 |
ノストラダムスの暦書 | アルマナ、アルマナック(Almanach) フランスの占星術師であるノストラダムスにより 1549年頃から1566年ごろまで毎年出版されていた、 翌年を予言していたとされるカレンダー形式の暦です。 |
ノストラダムス の予言 | Vaticinia Nostradami 正式タイトルは息子セザールに宛てた未来の キリストの代理者に関するミシェル・ノストラダムスの予言 (Vaticinia Michaelis Nostradami de Futuri Christi Vicarii ad Cesarem Filium) 13世紀から15世紀に作られたとされる書物で、 ノストラダムスの手による未来のローマ教皇を 予言したとされる80枚の水彩画がまとめられています。 内容は「全ての教皇に関する預言」の変種であるとされ、 水彩画も「全ての教皇に関する預言」などの書物と 同じデザインになっており、 実際ノストラダムスとは 何も関係の無い書物とされています。 |
ル・パヴィヨン・ レ・ロリ殿の予言集 | 16世紀のフランスの作家であるアントワーヌ・ クイヤールによって1556年に出版された書物で、 前年に出版されていた 「ミシェル・ノストラダムス師の予言集」をパロディとした預言書です。 |
をのこ草子 | 1730年頃に流行ったとされる預言書で、 当時から250年後の様子を予言しているとされています。 内容は「250年後には西洋の影響も強くなり、 空を飛んだり地面を潜る人も出てくるだろう。 気象も操り死んだ人間を生き返らせることも 可能であろう。 その頃には人の心も悪くなり、 世の中も荒れている状態である。 ~(中略)~ そうして世の中が衰えてくると、 地水火風空の大きな災害が起きて 日本人の5割が死んでしまい、 外国の軍隊が攻めてくるであろう。 その際には新たな救世主が現れ、 人々は悔いを改め再び正しい世の中になるであろう。 その間の苦しみは100年に及ぶであろう。」 となっています。 |
野馬台詩 やばたいし、 やまたいし | 平安時代から室町時代にかけて 流行ったとされる予言詩で、 中国・梁の予言者である宝誌が 作ったものとされています。 野馬台詩は漢詩の文章が バラバラの状態で書かれており、 解読を行っていた遣唐使の吉備真備が困り果てて 神に祈ったところ クモが落ちて漢詩の上を這い その後をたどったところ解読が出来たとされています。 内容は「日本の天皇の治世が百代で終わる」というものでした。 |
日月神示 ひつきしんじ、 ひつくしんじ | 画家、神典研究家、神道家である岡本天明に、 日本神話に登場する神である国常立尊(国之常立神) が降りて記述したとされる文章で、 漢数字や記号や絵などで書かれてる全39巻 (別に未公表13巻有り)の書物です。 日月神示の大部分は解読されたとされ、 内容には予言書とも取れる未来の内容も含まれています。 |
馬前課 まぜんか | 2世紀から3世紀の中国(後漢から蜀漢)の政治家・ 軍人であった諸葛亮(諸葛孔明)が書いたとされている預言書です。 |
推背図 すいはいず | 唐初の天文学者・数学者である李淳風と袁天罡により 書かれた預言書です。 |
焼餅歌 | シャオピングー 14世紀の中国(元から明時代)の軍人・詩人・ 政治家であった劉基の作った予言詩をまとめた書物です。 |