NHK石川県のニュース　金沢放送局

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バス会社の監査態勢を強化へ

石川県などの乗客７人が死亡した関越自動車道のバス事故を受けてバス会社などに対する監査の見直しを進めている国の検討会は、１７日、バス会社を巡回して違反が見つかれば指導を行う第三者機関を新たに設置して監査態勢を強化することなどを盛り込んだ中間のとりまとめ案を公表しました。
バス会社などに対する監査をめぐっては、対象となる会社がバスやトラックなど１２万社余りにのぼるのに対し、監査を担当する職員が３００人余りにとどまり、態勢が不十分だと指摘されていて見直しを進めてきた国土交通省の検討会は１７日、、中間のとりまとめ案を公表しました。
それによりますと、バス会社を巡回して違反が見つかれば指導を行う第三者機関を新たに設置し、国の職員だけでなく民間の人材を活用することで、監査態勢を強化するとしています。
一方で、国による監査は、第三者機関の結果をもとに、より悪質な会社に重点を置いて行うとしています。
また、街頭での抜き打ち監査を強化するほか、違反を繰り返すなど極めて悪質な会社については、１度の違反でも事業の停止や事業許可の取り消しができるよう処分を厳しくするとしています。
検討会は、来年３月、最終的な提言をまとめることにしています。

10月17日　19時19分

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