| 2012年 10月 17日 |
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井笠鉄道のバス18路線が廃止
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岡山県西部を中心に路線バスを運行する井笠鉄道が今月末でバス事業を廃止する問題で関係自治体で作る対策会議は17日一部の路線を廃止することを決めました。井笠鉄道路線の7つの市と町などで作る対策会議で決まったものです。通学手段の確保を最優先に現在71ある路線のうち18路線を廃止、残りの53路線のうち21路線は減便して、来月から来年3月末までの期間限定で両備グループの中国バスに引き継ぎます。その間に必要な経費は各自治体が負担することになっていて会議では、国と県に財政支援を求める声が相次ぎました。廃止される18路線は井原鉄道や経路が重なる他の路線などで代わりの機能を果たせるものを中心に絞り込み、交通の空白地域はほとんどないということです。廃止後の対応として笠岡市は、要請に応じて乗り合いで目的地に向かうデマンドタクシーなど、新たな地域公共交通を目指すことにしています。対策会議は18日、中国バスに路線表と新しいダイヤを提出。ダイヤは各自治体の広報誌やHPなどに早急に掲載して利用者への周知を図ることにしています。
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国道フェリー最終便 1年間運休へ
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玉野市の宇野と高松を結ぶ国道フェリーが利用者の減少に伴い、17日から1年間運航を休止します。高松港には大勢の人が訪れ、最終便の出航を見送りました。高松市の国道フェリー乗り場には最終便に乗船しようと大勢の人が訪れ、中には約2時間前に駆け付けた人もいました。国道フェリーは1961年の創業とともに宇高航路の運航を始めましたが景気低迷や競合する瀬戸大橋の値下げで利用者が減少し今年8月、1年間の運航休止を四国運輸局に届け出ていました。セレモニーでは船長や乗組員に花束が贈られ船内では運休を惜しんですすり泣く声も聞かれました。そして午後2時半、高松発の最終便「こくどう丸」が出航しました。国道フェリーは今後高速艇など別の形態での運航再開も模索していますが今のところ未定で、宇高航路は17日から四国フェリー1社となります。
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尾張名古屋と東海4県 味と技
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東海地方4県のグルメや工芸品を集めた物産展が17日から岡山市のデパートで始まりました。名古屋の名物、からっと揚がったピリ辛味の手羽先に、香ばしいタレと米粉のもっちりした生地がやみつきになるみたらし団子。会場には、愛知、岐阜、三重、静岡の4県から51店舗が軒を連ね、約800種類の商品がずらりと並んでいます。まろやかでうまみのあるたまり醤油をしっかりつけこんだうなぎでできたのは…地元でも人気の高い逸品、ひつまぶし弁当です。また、三重伝統の餅菓子は初出店とあって販売開始直後から行列ができる人気ぶり。特設茶屋ではお茶と一緒にできたてが食べられます。この物産展は天満屋岡山店で今月28日まで開かれています。
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父親にナイフ殺人未遂の疑いで長男逮捕
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16日夜津山市の住宅で84歳の父親を登山ナイフで切り付け殺害しようとしたとして63歳の長男が殺人未遂の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは津山市瓜生原の農業藤嶋和利容疑者(63)です。警察の調べによりますと藤嶋容疑者は16日午後9時頃自宅で寝ようとしていた84歳の父親の首を登山ナイフで切り付け、殺害しようとした疑いです。父親は約10日間のケガをしました。消防からの通報で警察が現場に駆けつけ藤嶋容疑者の犯行を特定し緊急逮捕したものです。警察の取り調べに対し藤嶋容疑者は「全くそのような事実はない」と容疑を否認していて警察は犯行の状況や動機について詳しく調べています。
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