民主党:若手衆院議員に活動費300万円
毎日新聞 2012年10月17日 02時30分
民主党執行部が当選1、2回の衆院議員を対象に行っている個別面談で臨時に1人300万円の活動費を支給していることがわかった。次期衆院選が近づき、活動費の支援が目的だが、衆院の与党過半数割れにあと9人と現実味を帯びる中、若手議員の離党に歯止めをかける狙いもありそうだ。
執行部は若手議員を面談に呼び出す際、ハンコを持参するよう指示しており、領収書へのサインや振込用紙の確認などをした模様だ。執行部に批判的な若手議員は「カネでほっぺたをたたく思想の連中だ」と執行部を批判しつつ、「もらえるものはもらっておく。効果は限定的だろうが、それで心が動く連中もいるだろう」と話した。【笈田直樹】