NHK京都府のニュース　京都放送局

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事故から半年を前に遺族が心境

亀岡市でことし４月、小学生の列に車が突っ込み、１０人が死傷した事故からまもなく半年になるのを前に遺族などが会見し、いまも癒えることのない深い悲しみを語りました。
ことし４月、亀岡市で小学生の列に少年が運転する車が突っ込んだ事故では、小学生など３人が死亡し、７人が重軽傷を負いました。１７日は、被告の少年の裁判が、京都地方裁判所で開かれ、傍聴した遺族や被害者が、来週で事故から半年になるのを前に、会見しました。
この中で、亡くなった小学生の父親の小谷真樹さんは「法廷で検察官から事故当時の状況を改めて聞き、怒りや苦しみでいっぱいになりました」と語りました。
また、亡くなった別の小学生の父親の横山博史さんは「子どもの誕生日に、仏壇にケーキを供えなければならなかった苦しみは消えません」と話しました。
さらに、亡くなった松村幸姫さんの夫の晶史さんは「子どもが、ほかの家族が遊んでいるところを見て突然泣き出したり、半年たっても、現実を受け入れられずにいます」と語りました。
被告の少年の裁判は、ことしの１２月２０日に審理を終える予定です。

10月17日　21時06分

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