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岐阜 日本脳炎予防接種後に男児急死
10月18日 4時53分

岐阜 日本脳炎予防接種後に男児急死
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岐阜県美濃市の診療所で17日、10歳の男の子が日本脳炎の予防接種を受けたおよそ2時間半後に死亡し、警察が死因や詳しい状況を調べています。

17日午後5時すぎ、美濃市藍川の「平田こどもクリニック」から、「予防接種の注射を打ったあとに待合室で男の子の意識がなくなった」と消防に通報がありました。
消防が駆けつけたときには男の子は心肺停止の状態で、別の病院に運ばれて手当てを受けましたが、およそ2時間半後に死亡しました。
警察によりますと、男の子は10歳の小学5年生で、母親とクリニックに訪れて予防接種を受けたおよそ5分後に、突然意識を失ったということです。
クリニックによりますと、事前の診察や問診の際に異常は見られず、投与した用量も適切だったとしています。
また、ワクチンも、医薬品会社から受け取って10日以内のものだったということです。
クリニックの平田正士院長は、「予防接種のあとに別の病気の投薬を受けていたと聞いたが、原因としては思い当たらず、非常に驚いている。原因究明には全面的に協力したい」と話しています。
警察は男の子の死因を調べるとともに、保護者やクリニックの関係者から話を聞いて詳しい状況を調べています。
これについて、厚生労働省は、「詳細は把握していないが、今後、医療機関や自治体からの報告を基に、死亡した男の子に持病があったのかどうかや、死亡に至る状況などを確認し、予防接種と死亡との因果関係について詳しく調べたい」としています。
厚生労働省の予防接種部会の委員で、日本脳炎のワクチンに詳しい川崎市衛生研究所の岡部信彦所長は、「一般的にワクチンがアレルギーなどの症状を引き起こす可能性はゼロではないが、現在使われている日本脳炎のワクチンで、突然、死亡にまで至った事例は聞いたことがない。詳しい状況は分からないが、ワクチンが原因となった可能性やほかに原因がなかったのかを複数の専門家がしっかりと検証する必要がある」と話しています。

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