橋下維新代表:国会であいさつ回り

毎日新聞 2012年10月15日 12時23分(最終更新 10月15日 13時28分)

安倍晋三自民党総裁(右)との会談に臨み握手する橋下徹日本維新の会代表(左)と松井一郎幹事長(同奥)、石破茂自民党幹事長(奥右)=国会内で2012年10月15日、藤井太郎撮影
安倍晋三自民党総裁(右)との会談に臨み握手する橋下徹日本維新の会代表(左)と松井一郎幹事長(同奥)、石破茂自民党幹事長(奥右)=国会内で2012年10月15日、藤井太郎撮影

 新党「日本維新の会」代表の橋下徹・大阪市長は15日、党設立のあいさつのため、国会などで与野党幹部と相次いで会談した。みんなの党の渡辺喜美代表とは、次期衆院選での連携に向けた共通政策づくりを始めることで合意した。党首選を経て新体制となった民主、自民両党に対し、維新は第三極路線をとり、臨時国会で存在感を示すことを目指している。

 維新幹事長の松井一郎大阪府知事、国会議員団代表の松野頼久衆院議員らが同席した。

 みんなの党の江田憲司幹事長は会談後、記者団に「選挙協力を優先するのではなく、政策の一致が国民の信頼につながる」と話した。月内にも両党の政調会長が協議を始める。みんなの党とは連携協議がいったん頓挫したが、橋下氏が関係改善に意欲を示していた。

 一方、民主党との会談では輿石東幹事長らが対応。橋下氏は特例公債法案について、「衆院解散や政局と絡めることはしない」と述べた。また、安住淳幹事長代行によると、松井氏が「定数削減を実現するためであれば、ぜひ共闘したい」と呼び掛けたという。

 自民党の安倍晋三総裁とは国会内で会談。同席した自民幹部によると、橋下氏は国会対応をめぐり、「松野氏の決定を覆すことはない」と述べ、議員サイドの判断を尊重する考えを示した。

 公明党との会談では、橋下氏が目指す「大阪都構想」を念頭に、山口那津男代表が「大阪の人たちの願いを実現しようという思いは一緒だ」と激励。橋下氏は「大きな方向性については一致団結して頑張っていきましょう」と協力を求めた。

 橋下氏は国民の生活が第一の小沢一郎代表とも会談、午後には新党改革や減税日本なども回る。【田所柳子、平野光芳、原田啓之】

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