ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプス)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。
競技は男女の区別なくBC1~BC4のクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。
日本ボッチャ協会 より抜粋
夏休み最後のスポーツイベント
京ちゃん、ボッチャへ初挑戦。
まなざしは真剣。
ランプス(勾配具)を使って挑戦。
指先の動きでボールをリリースしました。
アシスタントのお姉さんと、ママとランプスの位置を右、左、上、下、OKと眼球の動きと人さし指でコミュニケーションをとります。重い障害があっても自分の意思でタイミングがはかれ、介助者とコミュニケーションがとれることがこの競技の特徴。
そうだ、スポーツの良さ、体を動かし鍛えるだけじゃない。コミュニケーション、交流をはかれることも大事な要素だ。パパは大事なことを忘れていた。
スイッチやテクノロジーだけがコミュニケーションをとる方法ではないんだ。
スポーツを通じてだって意思を伝えるトレーニングが出来たり、自立につながることをボッチャを通じて学びました。
最後は、チーム対抗で、健常者も障害者も一緒に試合を楽しみました。
妹のちーちゃんもパパもママも京ちゃんと一緒にスポーツを楽しめるのは幸せなこと。
ジャックボールからの距離を正確に測って判定しています。
京ちゃんチームは京ちゃんがキャプテン。惜しくも準優勝でした。ボッチャ歴10数年のチームはさすがでした。
パパも実際参加して奥の深い競技だと感じました。障害者も健常者も楽しめるスポーツなので、ぜひ子どもたちにも知ってもらいたい競技です。
今回の企画は、愛知医療短期大学
のみなさんとパパの大学の同級生がボッチャの普及をめざして企画してくださいました。
このような機会をつくっていただきありがとうございました。
また家族で参加したいです。
パラリンピックのボッチャチーム。素晴らしい成績だと思います。
でも、ほんとは健常者も障害者も入り混じったオリンピック競技の中で行われればいいのになぁと最近思いました。健常者と障がい者の混成チームで戦うという分野もあっていいと思う。
例えば、陸上競技なら「一般の部」「視覚障害の部」「聴覚障害の部」「車いすの部」など、いろんな「階級」があっていいだろうし。 今回、義足ながらオリンピック、パラリンピック両方に出場しているオスカー・ピストリウス選手のように、障害がありながらも「一般の部」に出場する選手がいたっていい。
出場する競技の選択ができる。そんな大会があっていいじゃないかとも思う。
そんな大会ならもっと盛り上がりそうだ。
そんな実現を夢見て、インクルーシブな共に学ぶ育つ環境が一つのきっかけになりはしないだろうか・・・・
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