NHK福島県のニュース 福島放送局
全袋検査追いつかず出荷遅れも
県がことしから独自に進めている収穫したコメすべての放射性物質を調べる全袋検査がピークを迎えていますが、県内の検査場のなかにはコメの搬入作業などに時間と人手をとられて検査が追いついていないところがあって、JAなどはコメの出荷が大幅に遅れるのではないかと心配しています。
このうち、会津坂下町にあるJA会津みどりの倉庫では、9月中旬から検査機器1台と6人の検査の担当者を配置して最大で一日に2000袋のコメの検査ができることになっていました。
ところが、コメの収穫が本格化した9月下旬から農家から一日におよそ4000袋のコメが持ちこまれるようになり、全袋検査の担当者も全員が農家からの米袋の集荷や倉庫への搬入作業に追われています。
このため、全袋検査は先月下旬からストップしたままで、倉庫には検査を受けていないコメ袋がうずたかく積み上げられたままです。この倉庫で検査を再開できるのは、来月になる見通しだということです。
JA会津みどり全体では、およそ75万袋の検査を予定していますが、これまでに検査を終えたのは3割のおよそ22万5000袋で、年内に24年産米の検査をすべて終えるのは厳しい見通しです。
年が明けると「新米」として流通することが出来なくなります。
JA側はあらかじめこの事態を想定して、県に検査態勢の拡充を求めてきたものの充分には認められなかったとしています。
JA会津みどりの武藤正典米穀課長は「人も機械もコメを置く場所も足りない状況なので県には、スムーズに検査をして新米が早く販売できるような態勢を整えてほしい」と話していました。
10月16日 23時31分
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