漫画のスキャニング
雑誌解体方法2で解体した漫画をスキャニングします。
(スキャニング=スキャナーを使った取り込み)
私は、板(フラットベット)スキャナーで数千枚単位のスキャニングを経験しています。
この記事で、スキャニングに慣れてない方の指針になれれば幸いです。
●スキャナー各部位の名称
今回の記事は各部位を、原稿マット・原稿カバー・原稿台・電源ボタンの名称で
書いていきます。詳しくは下の写真を参照してください。

●スキャニングに使用する道具
○スキャナー
私は上の写真の通りEPSON・GT-S630を使用しています。
他メーカー製や、フラットベットスキャナー、ドキュメントスキャナー、
複合機のスキャナーでも問題ありません。
3種類のスキャナーの内、一機種あれば新たに買う必要はないので各々持っている
ものを使用してください。手動式はちょっと…
○クロス
布製のクロス。液晶クロスや眼鏡クロスを用意してください。スキャナーの原稿台に
ゴミや指紋が付いたら拭き取るために使います。埃程度ならエアダスターを使い
飛ばしてしまうのもいいでしょう。
★注意 原稿台にウェットティッシュ状のクリーナーは、基本使用しないでください。
過去に原稿台全体を拭きましたが、水染みが付いてなかなか取れず消すためには
クロスで何度も拭くことになり、無駄に時間が掛かりました。まさに大惨事(汗)
例外的に、原稿台に製本のりなど粘着性の強いものが付いたときは、部分的に使うと
良いかもしれません。使用した後は必ず布クロスで拭きましょう。
○黒い紙
黒い紙を使い裏写りを軽減します。 雑誌は紙が薄いため、スキャナーの
原稿マットが白いと裏写りします。原稿の上に黒い紙を乗せてスキャン
することで、裏写りが軽減されます。後の画像調整に影響するため必須です。
私は画用紙を使っています。
通常のスキャンと、黒紙を使ってスキャンした画像を比較してみます。
下の画像を開いてご覧ください。

画像左側、通常スキャンだとルンとリトの顔の部分に、裏写りしています。
画像右側、黒紙を使ってスキャンので裏写りが軽減されています。
●各社スキャナー共通スキャン設定
板状スキャナーと複合機付きのスキャナーに共通する、漫画(白黒)原稿の
スキャニングに向いた設定と、注意点を書き出します。
この項目はメーカーや機種によって変わるので、あくまで目安とお考えください。
①スキャナーに原稿をセットした後、上に黒い紙を乗せます。
原稿台に対して原稿が傾かないようにセットしたら、上に黒い紙を乗せます。
②スキャナードライバーの補正(傾き補正や色の補正等)は解除します。
PC上でグラフィックソフトを使えば、手軽にで調整できるためです。
③白黒原稿を取り込む際は、8ビットグレーにしてスキャンします。
グレーはメーカーや機種により名称の違いがあるかもしれませんが、基本は同じです。
(グレー=カラー情報を除いた取りみ込み形式)
白黒原稿をカラー画像の設定でスキャニングすると、PCへの転送情報が肥大化するため
スキャン速度が低下して、非効率的です。
④解像度は200~400の間に設定します。
私は、スキャナーの種類や性能によりますが、は解像度200~400位が取り込み速度と
画像サイズ、が適度で効率的だとおもいます。
画像を大きく取り込みたい場合は、解像度400以上でもい構いません。
解像度が200以下だと取り込み速度が速くなりますが、画像サイズが小さくなりすぎない
ように注意してください。
⑤スキャナードライバーでトリミングします。
スキャンする前にドライバー上でトリミングすると取り込み速度が若干速くなります。
例として、エプソンの板スキャナーのドライバーは、プレビューウィンドウに『取り込み枠』
ツールがあります。このツールは、プレビューウィンドウ上で選択範囲を作ることで
無駄な部分を除いて取り込むことが出来ます。
以上の5項目に注意すると、スキャニングと後のPC上の作業効率が良くなるでしょう。
●EPSON製スキャナー、GT-S630の設定
ここからは、私が使っているEPSON・GT-S630のドライバー設定を書きます。
基本はGT-S630だけに適用される設定ですが、同社の同価格帯の板スキャナーなら
ドライバーの構成がほぼ同じ可能性があるため、参考になるかもしれません。
根拠は、このスキャナーを買う前はEPSON・GT-7400Uを使用していましたが、
今使用しているスキャナーとドライバーの構成がほぼ同じでした。
○黒い紙を貼って時間短縮
私のスキャナーの原稿マットは下の写真の通り、黒画用紙を貼ってます。
ダークネスは、毎月全ページススキャンしているので回数が多くなり、
スキャンの度に画用紙を調整するのが面倒なためです。
スキャナーの原稿マットの全範囲はA4より広いため、A3かB4の画用紙を、
マットより少し大きめに切ってテープで止めます。マスキングテープを使うと
粘着力が弱いので、後で剥がしやすくなります。
参考にいかがでしょうか?結構便利ですよ。

○まず始めにスキャナーの電源ボタンを押して電源を入れます。次はスキャナーとPCを
USBケーブルで繋ぎます。原稿台に原稿をセットして上に黒い紙を乗せ、原稿カバーを
閉じます。原稿と黒い紙は、原稿台の淵の左か下に合わせると傾きにくくなります。

黒い紙を原稿マットに貼りたくない方は、上の写真のようにA4サイズの紙を
乗せてください。「うおっまぶしっ!!」
①スキャナーのドライバーをインストールします。
EPSONのホームページから、OSに合った最新のドライバーをダウンロードして、
インストールを済ませてください。詳しくはスキャナーの説明書かHPをご覧ください。
②ドライバーを"プロフェッショナルモード"に変更します。
スキャナーの電源が入っているか確認して、EPSON Scan(ドライバー)を
立ち上げます。ドライバーの初期設定は"全自動モード"なっているので"モード(M)"を
クリックして"プロフェッショナルモード"を選択します。

③プロフェッショナルモードに変更すると、設定保存・原稿設定・出力設定・調整・
の項目が出てくるので、以下の通りに設定してください。
(Ⅰ)【設定保存】 変更無し。
(Ⅱ)【原稿設定】 "原稿種(Y)"を"反射原稿"に変更、"取り込装置(U)"を
"原稿台"・"自動露出(X)"を"写真向き"に変更。
(Ⅲ)【出力設定】 "イメージタイプ(I)"を"8bitグレー"に"イメージオプション"は
"なし"にする。"速度優先"のチェックを外す。"解像度(L)"は"300"。
(Ⅳ)【 調整 】 "アンシャープマスク"など、全ての項目を解除する。
文章だとわかりづらいですね(汗)下のキャプと同じ設定にしてください。

④ドライバーによる色補正を解除します。
ウィンドウ下の"環境設定(O)"ボタンを押して環境設定ウィンドウを出します。
"カラー"を選択して"色補正なし(N)"にチェックを入れて、OKボタンを押します。

⑤スキャンの前にプレビューをしましょう。
"プレビュー(P)"押すとプレビュースキャンがはじまり、結果がプレビューウィンドウ
として開かれます。ウィンドウ上で、大まかに原稿の傾きとゴミが入ってないかを
確認できます。傾ていたら原稿を動かして調整し、ゴミが入っていた場合も原稿台を
クロスで拭き取り、再度プレビューします。
プレビュースキャンは通常のスキャンより速いため、効率的に調整できるので納得行くまで
何回でもやり直せます。

⑥プレビューウィンドウで取り込み範囲を決めます。
プレビューウィンドウ上でドラック&ドロップすると、選択範囲が出て来るので
取り込み範囲を決めます。
取り込み範囲は二重三重に出るため、無駄な選択範囲は"取り込み枠削除"ボタンで消します。

⑦スキャンして画像を保存します。
問題がなければ下の"スキャン(K)"ボタンを押すと"保存ファイルの設定"ウィンドウが
ひらきます。"保存先フォルダー(L)"と"ファイル名"は"参照"をチェックして適切な
フォルダーを指定します。"保存形式"はBMP(ビットマップ)が画像の劣化も無く
扱いやすいですが、ファイルサイズが大きくなるため、JPGでもかまいません。
HDD容量と相談して保存形式を決めてください。私はBMPで取り込んでいます。
"保存ファイルの設定"ウィンドウ"内の、"OK"ボタンを押すとスキャンが始まります。

ここまでの設定を終えた後、"設定保存"の項目"名称(A):"の右にある"現在の設定"
部分に任意の名前を入れて"保存ボタン"を押すとスキャン設定を保存できます。
ドライバーが壊れるか、削除するまで残るので、次にスキャンする時に選択すると
同じ設定で取り込めます。
この設定から"イメージオプション"を"24bitカラー"に変えるとカラー原稿用の
スキャン設定になるので、こちらも保存しておくといいでしょう。
○ファイルサイズを比較するため、3つの保存形式でスキャンしてみました。
保存形式以外は同じ設定で取り込んだ結果、「BMP・6.59MB」
「JPG・1.46MB」「PDF・560KB」と、ファイルサイズに差がでました。
しかし、PDFファイルをフォトショップ上で、PSDに変換したところ33.5MBに…
しかも画像が白っぽい?「どういうことだってばよ!?」。
経験上、他の保存形式からPSDに変換しても、ファイルサイズがここまで
肥大化することは無かったのですが…これじゃPDFは選べない…。
PDFで取り込んだのは初めてだったので、設定が悪かったのかもしれません。
よければ詳しい方、メールやコメントで情報をください。
原稿の上下が逆だって?「いんだよ 細けぇ事は!!」冗談はさておき…
私のスキャナーの原稿台は四隅に3ミリほど取り込めない領域があり、原稿がここに
入るとその部分は取り込めずに切れてしまいます。スキャナーの仕様なのでどうしようも
ありません。そこで、原稿の切れても問題ない四隅の一辺を、原稿台の隅に合わせることで
傾きにくくするため、わざと上下を逆にしています。
取り込んだ後はウィンドウズ標準ビューワーで90度づつ回転して、上下を元に戻せば
劣化しなのでスキャンし直す必要はありません。
理屈はあるので詳しくはピクセルで調べてください。
GT-S630は安いわりになかなか使えるスキャナーで、速度は遅めですが
白黒漫画を取り込むのは、この位の性能でも特に問題ありません。
しかし一話分、全ページ取り込むと1時間以上掛かってしまいますが…(汗)
長くなったためやっつけになりましたが、スキャン記事はこれで終わります。
わかりづらい文章などメールやコメントでご指摘してください。修正いたします。
(スキャニング=スキャナーを使った取り込み)
私は、板(フラットベット)スキャナーで数千枚単位のスキャニングを経験しています。
この記事で、スキャニングに慣れてない方の指針になれれば幸いです。
●スキャナー各部位の名称
今回の記事は各部位を、原稿マット・原稿カバー・原稿台・電源ボタンの名称で
書いていきます。詳しくは下の写真を参照してください。
●スキャニングに使用する道具
○スキャナー
私は上の写真の通りEPSON・GT-S630を使用しています。
他メーカー製や、フラットベットスキャナー、ドキュメントスキャナー、
複合機のスキャナーでも問題ありません。
3種類のスキャナーの内、一機種あれば新たに買う必要はないので各々持っている
ものを使用してください。手動式はちょっと…
○クロス
布製のクロス。液晶クロスや眼鏡クロスを用意してください。スキャナーの原稿台に
ゴミや指紋が付いたら拭き取るために使います。埃程度ならエアダスターを使い
飛ばしてしまうのもいいでしょう。
★注意 原稿台にウェットティッシュ状のクリーナーは、基本使用しないでください。
過去に原稿台全体を拭きましたが、水染みが付いてなかなか取れず消すためには
クロスで何度も拭くことになり、無駄に時間が掛かりました。まさに大惨事(汗)
例外的に、原稿台に製本のりなど粘着性の強いものが付いたときは、部分的に使うと
良いかもしれません。使用した後は必ず布クロスで拭きましょう。
○黒い紙
黒い紙を使い裏写りを軽減します。 雑誌は紙が薄いため、スキャナーの
原稿マットが白いと裏写りします。原稿の上に黒い紙を乗せてスキャン
することで、裏写りが軽減されます。後の画像調整に影響するため必須です。
私は画用紙を使っています。
通常のスキャンと、黒紙を使ってスキャンした画像を比較してみます。
下の画像を開いてご覧ください。
画像左側、通常スキャンだとルンとリトの顔の部分に、裏写りしています。
画像右側、黒紙を使ってスキャンので裏写りが軽減されています。
●各社スキャナー共通スキャン設定
板状スキャナーと複合機付きのスキャナーに共通する、漫画(白黒)原稿の
スキャニングに向いた設定と、注意点を書き出します。
この項目はメーカーや機種によって変わるので、あくまで目安とお考えください。
①スキャナーに原稿をセットした後、上に黒い紙を乗せます。
原稿台に対して原稿が傾かないようにセットしたら、上に黒い紙を乗せます。
②スキャナードライバーの補正(傾き補正や色の補正等)は解除します。
PC上でグラフィックソフトを使えば、手軽にで調整できるためです。
③白黒原稿を取り込む際は、8ビットグレーにしてスキャンします。
グレーはメーカーや機種により名称の違いがあるかもしれませんが、基本は同じです。
(グレー=カラー情報を除いた取りみ込み形式)
白黒原稿をカラー画像の設定でスキャニングすると、PCへの転送情報が肥大化するため
スキャン速度が低下して、非効率的です。
④解像度は200~400の間に設定します。
私は、スキャナーの種類や性能によりますが、は解像度200~400位が取り込み速度と
画像サイズ、が適度で効率的だとおもいます。
画像を大きく取り込みたい場合は、解像度400以上でもい構いません。
解像度が200以下だと取り込み速度が速くなりますが、画像サイズが小さくなりすぎない
ように注意してください。
⑤スキャナードライバーでトリミングします。
スキャンする前にドライバー上でトリミングすると取り込み速度が若干速くなります。
例として、エプソンの板スキャナーのドライバーは、プレビューウィンドウに『取り込み枠』
ツールがあります。このツールは、プレビューウィンドウ上で選択範囲を作ることで
無駄な部分を除いて取り込むことが出来ます。
以上の5項目に注意すると、スキャニングと後のPC上の作業効率が良くなるでしょう。
●EPSON製スキャナー、GT-S630の設定
ここからは、私が使っているEPSON・GT-S630のドライバー設定を書きます。
基本はGT-S630だけに適用される設定ですが、同社の同価格帯の板スキャナーなら
ドライバーの構成がほぼ同じ可能性があるため、参考になるかもしれません。
根拠は、このスキャナーを買う前はEPSON・GT-7400Uを使用していましたが、
今使用しているスキャナーとドライバーの構成がほぼ同じでした。
○黒い紙を貼って時間短縮
私のスキャナーの原稿マットは下の写真の通り、黒画用紙を貼ってます。
ダークネスは、毎月全ページススキャンしているので回数が多くなり、
スキャンの度に画用紙を調整するのが面倒なためです。
スキャナーの原稿マットの全範囲はA4より広いため、A3かB4の画用紙を、
マットより少し大きめに切ってテープで止めます。マスキングテープを使うと
粘着力が弱いので、後で剥がしやすくなります。
参考にいかがでしょうか?結構便利ですよ。
○まず始めにスキャナーの電源ボタンを押して電源を入れます。次はスキャナーとPCを
USBケーブルで繋ぎます。原稿台に原稿をセットして上に黒い紙を乗せ、原稿カバーを
閉じます。原稿と黒い紙は、原稿台の淵の左か下に合わせると傾きにくくなります。
黒い紙を原稿マットに貼りたくない方は、上の写真のようにA4サイズの紙を
乗せてください。「うおっまぶしっ!!」
①スキャナーのドライバーをインストールします。
EPSONのホームページから、OSに合った最新のドライバーをダウンロードして、
インストールを済ませてください。詳しくはスキャナーの説明書かHPをご覧ください。
②ドライバーを"プロフェッショナルモード"に変更します。
スキャナーの電源が入っているか確認して、EPSON Scan(ドライバー)を
立ち上げます。ドライバーの初期設定は"全自動モード"なっているので"モード(M)"を
クリックして"プロフェッショナルモード"を選択します。
③プロフェッショナルモードに変更すると、設定保存・原稿設定・出力設定・調整・
の項目が出てくるので、以下の通りに設定してください。
(Ⅰ)【設定保存】 変更無し。
(Ⅱ)【原稿設定】 "原稿種(Y)"を"反射原稿"に変更、"取り込装置(U)"を
"原稿台"・"自動露出(X)"を"写真向き"に変更。
(Ⅲ)【出力設定】 "イメージタイプ(I)"を"8bitグレー"に"イメージオプション"は
"なし"にする。"速度優先"のチェックを外す。"解像度(L)"は"300"。
(Ⅳ)【 調整 】 "アンシャープマスク"など、全ての項目を解除する。
文章だとわかりづらいですね(汗)下のキャプと同じ設定にしてください。
④ドライバーによる色補正を解除します。
ウィンドウ下の"環境設定(O)"ボタンを押して環境設定ウィンドウを出します。
"カラー"を選択して"色補正なし(N)"にチェックを入れて、OKボタンを押します。
⑤スキャンの前にプレビューをしましょう。
"プレビュー(P)"押すとプレビュースキャンがはじまり、結果がプレビューウィンドウ
として開かれます。ウィンドウ上で、大まかに原稿の傾きとゴミが入ってないかを
確認できます。傾ていたら原稿を動かして調整し、ゴミが入っていた場合も原稿台を
クロスで拭き取り、再度プレビューします。
プレビュースキャンは通常のスキャンより速いため、効率的に調整できるので納得行くまで
何回でもやり直せます。
⑥プレビューウィンドウで取り込み範囲を決めます。
プレビューウィンドウ上でドラック&ドロップすると、選択範囲が出て来るので
取り込み範囲を決めます。
取り込み範囲は二重三重に出るため、無駄な選択範囲は"取り込み枠削除"ボタンで消します。
⑦スキャンして画像を保存します。
問題がなければ下の"スキャン(K)"ボタンを押すと"保存ファイルの設定"ウィンドウが
ひらきます。"保存先フォルダー(L)"と"ファイル名"は"参照"をチェックして適切な
フォルダーを指定します。"保存形式"はBMP(ビットマップ)が画像の劣化も無く
扱いやすいですが、ファイルサイズが大きくなるため、JPGでもかまいません。
HDD容量と相談して保存形式を決めてください。私はBMPで取り込んでいます。
"保存ファイルの設定"ウィンドウ"内の、"OK"ボタンを押すとスキャンが始まります。
ここまでの設定を終えた後、"設定保存"の項目"名称(A):"の右にある"現在の設定"
部分に任意の名前を入れて"保存ボタン"を押すとスキャン設定を保存できます。
ドライバーが壊れるか、削除するまで残るので、次にスキャンする時に選択すると
同じ設定で取り込めます。
この設定から"イメージオプション"を"24bitカラー"に変えるとカラー原稿用の
スキャン設定になるので、こちらも保存しておくといいでしょう。
○ファイルサイズを比較するため、3つの保存形式でスキャンしてみました。
保存形式以外は同じ設定で取り込んだ結果、「BMP・6.59MB」
「JPG・1.46MB」「PDF・560KB」と、ファイルサイズに差がでました。
しかし、PDFファイルをフォトショップ上で、PSDに変換したところ33.5MBに…
しかも画像が白っぽい?「どういうことだってばよ!?」。
経験上、他の保存形式からPSDに変換しても、ファイルサイズがここまで
肥大化することは無かったのですが…これじゃPDFは選べない…。
PDFで取り込んだのは初めてだったので、設定が悪かったのかもしれません。
よければ詳しい方、メールやコメントで情報をください。
原稿の上下が逆だって?「いんだよ 細けぇ事は!!」冗談はさておき…
私のスキャナーの原稿台は四隅に3ミリほど取り込めない領域があり、原稿がここに
入るとその部分は取り込めずに切れてしまいます。スキャナーの仕様なのでどうしようも
ありません。そこで、原稿の切れても問題ない四隅の一辺を、原稿台の隅に合わせることで
傾きにくくするため、わざと上下を逆にしています。
取り込んだ後はウィンドウズ標準ビューワーで90度づつ回転して、上下を元に戻せば
劣化しなのでスキャンし直す必要はありません。
理屈はあるので詳しくはピクセルで調べてください。
GT-S630は安いわりになかなか使えるスキャナーで、速度は遅めですが
白黒漫画を取り込むのは、この位の性能でも特に問題ありません。
しかし一話分、全ページ取り込むと1時間以上掛かってしまいますが…(汗)
長くなったためやっつけになりましたが、スキャン記事はこれで終わります。
わかりづらい文章などメールやコメントでご指摘してください。修正いたします。
雑誌の解体方法2
雑誌の解体方法1の続きで、漫画部分の解体です。
①前回の雑誌の解体方法1で、カラーページと漫画は別けてあります。
私はここで、田宮のモデリングナイフを使用します。持ってない方は普通の
カッターナイフで代用できます。

②まずは下の写真を見てください。赤線で囲んである部分が、雑誌の「のりしろ」です。
スキャニングするために、のりしろを切り落とす必要があります。

③のりしろにそって、定規を当てます。

④定規がずれないように上から抑えつけ、のりしろをゆっくりナイフで切ります。

⑤のりしろを切り落とせました。全ページ開いて、途中でくっ付いてるページがないか
確認します。あるなら、カッターで切り離しましょう。(ああールン可愛い)

これで解体は終わりです。バラしたページは百均のクリアファイルに入れて保存してます。
解体は慣れれば、誰でも出来ます。しかし、失敗するのが怖い方もいるでしょう、
「…二冊買えばいんじゃね~の!!」
冗談ではなく、2冊以上買うと失敗のプレッシャーが緩和されます。
私は慣れてきたら、SQを発売日に1冊買って、すぐ解体するのベストだと思います。
発売直後なら失敗しても2冊目も買いやすいですし。
失敗して手間が掛かるか、取り返しが付かなくなるのは、1冊しか買ってない
旧号の解体でしょう。
1冊だけだと、プレッシャーが増しますし、失敗したらバックナンバーを取り寄せないと
いけません。(バックナンバーが無いことも)
このようは場合は、最新号で慣てから旧号を解体するといいでしょう。
今回の工程はカッターナイフを使いましたが、裁断機を持っている方は
使った方がきれいに切り取れると思います。
私は、持っていなのでカッターナイフを使用しているだけです。
別の方法として、のりをアイロンで溶かして解体する方もいるようですね。
カッターナイフを使うときは、怪我をしないように注意してください。
この記事を参考にして怪我をされても、私は責任をおえません。
雑誌の解体方法1からここまでの全工程を終え、ようやくスキャニングできます。
解体は集中力がいるため地味に疲れます。スキャンは後日でもいいかもしれません(笑)
次の記事は『スキャニング』を予定しています。
①前回の雑誌の解体方法1で、カラーページと漫画は別けてあります。
私はここで、田宮のモデリングナイフを使用します。持ってない方は普通の
カッターナイフで代用できます。
②まずは下の写真を見てください。赤線で囲んである部分が、雑誌の「のりしろ」です。
スキャニングするために、のりしろを切り落とす必要があります。
③のりしろにそって、定規を当てます。
④定規がずれないように上から抑えつけ、のりしろをゆっくりナイフで切ります。
⑤のりしろを切り落とせました。全ページ開いて、途中でくっ付いてるページがないか
確認します。あるなら、カッターで切り離しましょう。(ああールン可愛い)
これで解体は終わりです。バラしたページは百均のクリアファイルに入れて保存してます。
解体は慣れれば、誰でも出来ます。しかし、失敗するのが怖い方もいるでしょう、
「…二冊買えばいんじゃね~の!!」
冗談ではなく、2冊以上買うと失敗のプレッシャーが緩和されます。
私は慣れてきたら、SQを発売日に1冊買って、すぐ解体するのベストだと思います。
発売直後なら失敗しても2冊目も買いやすいですし。
失敗して手間が掛かるか、取り返しが付かなくなるのは、1冊しか買ってない
旧号の解体でしょう。
1冊だけだと、プレッシャーが増しますし、失敗したらバックナンバーを取り寄せないと
いけません。(バックナンバーが無いことも)
このようは場合は、最新号で慣てから旧号を解体するといいでしょう。
今回の工程はカッターナイフを使いましたが、裁断機を持っている方は
使った方がきれいに切り取れると思います。
私は、持っていなのでカッターナイフを使用しているだけです。
別の方法として、のりをアイロンで溶かして解体する方もいるようですね。
カッターナイフを使うときは、怪我をしないように注意してください。
この記事を参考にして怪我をされても、私は責任をおえません。
雑誌の解体方法1からここまでの全工程を終え、ようやくスキャニングできます。
解体は集中力がいるため地味に疲れます。スキャンは後日でもいいかもしれません(笑)
次の記事は『スキャニング』を予定しています。
雑誌の解体方法1
雑誌解体と題しましたが、実際はとらぶるをSQから切り離すと
書いた方が正しいでしょう。ここでは便宜上「解体」と書きます。
●解体で使用する道具
解体に入る前に、私が使用している道具を紹介します。

左から
①田宮製模型用のモデリングナイフ
②カッターナイフの細・太
③50センチ尺のステンレス製定規
④カッティングマット
以上の道具で、買う必要性が高いのは①のモデリングナイフぐらいです。
カッターナイフは持っている方が多いでしょうし、定規は30センチ尺あればよく、
プラスチック製でも構いません。カッティングマットはダンボールで代用できます。
モデリングナイフの利点は、軸に刃がしっかり固定されているため力を入れても
刃がぶれにくく切れ味も優れています。しかし、その形状のために慣れていないと
少し使いにくいので、普通のカッターナイフで代用してもいいでしょう。
私が、この4点の道具を使用しているのはたまたま家に揃っていたためです。
これらの道具を買うなら、百円均一の店で揃えてもいいでしょう。
今後はお金が掛かる物ばかりなので、道具は出来るだけ安く済ませます。
●ジャンプSQの解体
SQを解体して、とらぶるだけ切り離すための手順を紹介します。
①まずは、SQを用意します。2011年8月号のとらぶるは巻頭カラーの見開きです。

②SQを開き、折り目をつけます。

③とらぶるが載ってる、後ろのページにも折り目をつけます。

④左手でSQを適度に抑え、後ろのページにカッターで刃を入れます。
ここは太いカッターを使うと切りやすいです。

⑤とらぶるが載っている部分だけ本誌から分離しました。
きれいに切るコツは、折り目にそってゆっくり刃を入れ、『押して切らない』で
手前に、『引いて』切ってください。

⑥次は、また同じように折り目を付け、無駄なカラーページと一緒に表紙を切り離します。

⑦見開きのカラーページに刃を入れます。下の画像の赤色で囲ってある部分は、
製本のりが付いていので少し意識してください。

⑧見開きカラーの合いだに刃を入れます。ここは細いカッターを使いのりしろに
刃を当てる様に切ります。刃をできるだけ伸ばして、細心の注意を払いながら、
ゆっくりと丁寧に切ります。

⑨カラーページの切り取り終わり。4人と1匹マジ天使!!

上の画像を開いて、「真ん中失敗してるやん」とお思いの方もいるでしょう。
しかし、実際に何冊か解体するとわかりますが、巻頭のカラーページは製本のりが
多く付いていています。上手く切ってものりに引っかかり部分的に欠けることが多いです。
同じ号のSQでも固体差がありますし、これはどうしようもないのであきらめます(笑)
たとえ破れたとしても取り込めばPC上で修正できるので、問題ありません。
雑誌の解体方法2に続きます。
書いた方が正しいでしょう。ここでは便宜上「解体」と書きます。
●解体で使用する道具
解体に入る前に、私が使用している道具を紹介します。
左から
①田宮製模型用のモデリングナイフ
②カッターナイフの細・太
③50センチ尺のステンレス製定規
④カッティングマット
以上の道具で、買う必要性が高いのは①のモデリングナイフぐらいです。
カッターナイフは持っている方が多いでしょうし、定規は30センチ尺あればよく、
プラスチック製でも構いません。カッティングマットはダンボールで代用できます。
モデリングナイフの利点は、軸に刃がしっかり固定されているため力を入れても
刃がぶれにくく切れ味も優れています。しかし、その形状のために慣れていないと
少し使いにくいので、普通のカッターナイフで代用してもいいでしょう。
私が、この4点の道具を使用しているのはたまたま家に揃っていたためです。
これらの道具を買うなら、百円均一の店で揃えてもいいでしょう。
今後はお金が掛かる物ばかりなので、道具は出来るだけ安く済ませます。
●ジャンプSQの解体
SQを解体して、とらぶるだけ切り離すための手順を紹介します。
①まずは、SQを用意します。2011年8月号のとらぶるは巻頭カラーの見開きです。
②SQを開き、折り目をつけます。
③とらぶるが載ってる、後ろのページにも折り目をつけます。
④左手でSQを適度に抑え、後ろのページにカッターで刃を入れます。
ここは太いカッターを使うと切りやすいです。
⑤とらぶるが載っている部分だけ本誌から分離しました。
きれいに切るコツは、折り目にそってゆっくり刃を入れ、『押して切らない』で
手前に、『引いて』切ってください。
⑥次は、また同じように折り目を付け、無駄なカラーページと一緒に表紙を切り離します。
⑦見開きのカラーページに刃を入れます。下の画像の赤色で囲ってある部分は、
製本のりが付いていので少し意識してください。
⑧見開きカラーの合いだに刃を入れます。ここは細いカッターを使いのりしろに
刃を当てる様に切ります。刃をできるだけ伸ばして、細心の注意を払いながら、
ゆっくりと丁寧に切ります。
⑨カラーページの切り取り終わり。4人と1匹マジ天使!!
上の画像を開いて、「真ん中失敗してるやん」とお思いの方もいるでしょう。
しかし、実際に何冊か解体するとわかりますが、巻頭のカラーページは製本のりが
多く付いていています。上手く切ってものりに引っかかり部分的に欠けることが多いです。
同じ号のSQでも固体差がありますし、これはどうしようもないのであきらめます(笑)
たとえ破れたとしても取り込めばPC上で修正できるので、問題ありません。
雑誌の解体方法2に続きます。
塗る前に用意する物
塗りコラするために、必要な道具やハード・ソフト等をまとめて紹介します。
●ジャンプSQ
当たり前ですがジャンプSQを買います。2~3冊買っておけば雑誌の
解体に失敗しても安心。心に余裕ができます。
●SQを解体する道具
カッターナイフ数種、カッティングマット、30センチ以上の定規を
用意してください。
●スキャナー
安いフラットベッド(板状)のスキャナーが最適です。複合機に付いてる
スキャナーでも問題ありません。
●黒紙(必須)
スキャニングの際に使用します。黒画用紙が最適。
●布のクロス
スキャニングの際に使用します。液晶や眼鏡のクロスで問題ありません。
●グラフィックソフト
私はフォトショップを使用しています。PSエレメント・イラストスタジオ
SAIでもある程度は再現できます。レイヤー機能があればフリーソフト
でもいいでしょう。
●ペンタブレット
ワコム社製、最新のインテュオスが最適ですが、バンブーでも十分です。
プリンストン製でも…(汗。
後日、各項目の詳しい記事を書く予定です。
書き出してあらためて気付きましたが、それぞれの項目の高い製品を
一から全て揃えるとなると、14~5万掛かりますね(汗
しかし、PC周辺機器はすでに持っている方も多いでしょうし、
ある程度妥協すれば、安く抑える事も可能でしょう。
それぞれの機器を、段階的に揃えていけばお財布にも優しいです。
最後に、一番必要なのはとらぶる愛!
キリッとか付きそうですが、いやホント、冗談じゃなく…(笑)
●ジャンプSQ
当たり前ですがジャンプSQを買います。2~3冊買っておけば雑誌の
解体に失敗しても安心。心に余裕ができます。
●SQを解体する道具
カッターナイフ数種、カッティングマット、30センチ以上の定規を
用意してください。
●スキャナー
安いフラットベッド(板状)のスキャナーが最適です。複合機に付いてる
スキャナーでも問題ありません。
●黒紙(必須)
スキャニングの際に使用します。黒画用紙が最適。
●布のクロス
スキャニングの際に使用します。液晶や眼鏡のクロスで問題ありません。
●グラフィックソフト
私はフォトショップを使用しています。PSエレメント・イラストスタジオ
SAIでもある程度は再現できます。レイヤー機能があればフリーソフト
でもいいでしょう。
●ペンタブレット
ワコム社製、最新のインテュオスが最適ですが、バンブーでも十分です。
プリンストン製でも…(汗。
後日、各項目の詳しい記事を書く予定です。
書き出してあらためて気付きましたが、それぞれの項目の高い製品を
一から全て揃えるとなると、14~5万掛かりますね(汗
しかし、PC周辺機器はすでに持っている方も多いでしょうし、
ある程度妥協すれば、安く抑える事も可能でしょう。
それぞれの機器を、段階的に揃えていけばお財布にも優しいです。
最後に、一番必要なのはとらぶる愛!
キリッとか付きそうですが、いやホント、冗談じゃなく…(笑)