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女性や子どもの誘拐が多く、年間の誘拐件数は1万5000件以上とも言われている中国。そのほとんどは、身代金目的の誘拐ではなく、人身売買・臓器移植のほか、物乞いや売春婦にさせて稼がせることなどが主な目的だった。
中国では誘拐は死刑だが減る気配なし
![誘拐](/contents/101/100/186.mime4)
民間人が作成した中国の行方不明者を掲載したサイト
政府系NGOによるレポート『中国婦女誘拐の現状』の公表データによると、成人女性の取引価格は6000~2万元(約7万2000~24万円)。男の赤ちゃんで2~4万元(約24~48万円)、女の赤ちゃんで8000~2万元(約9万6000~24万円)が相場だと言われている。
もちろん、この人身売買や売春などは、中国では死刑が適用される重い罪である。だが、誘拐犯罪は一向に減る気配がない。
減る気配がないだけでなく、中国の経済成長に比例して、近年では、身代金目的の誘拐が増えてきているのだ。特に、東南沿海地区で多く発生していて、被害者には有名人や経営者、資産家のほか、そういった家庭の子どもも狙われている。
さて、今回の尖閣諸島の問題をきっかけに、中国で行われた大規模な反日デモからも分かるように、反日感情はにわかに高まっている。