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重粒子線がんセンター、3階建て施設完成

 鳥栖市のJR新鳥栖駅前に来年5月開業予定の九州国際重粒子線がん治療センター(サガハイマット)の建屋が15日、完成した。今後、治療装置の試運転に入る予定で、主要機器の設置を終えた治療室と、直径20メートルのシンクロトロンが入る加速器室が報道陣に公開された。

 施設は鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積7500平方メートル。炭素イオンをシンクロトロンで光速の70%まで加速させ、患者のがん病巣にピンポイントで照射して治療する国内4番目、九州初の最先端医療機関になる。

 建物内はホテルを思わせる落ち着いた雰囲気で、治療室も木目の壁や間接照明で温かみのある空間にしている。施設の心臓部である加速器室には、シンクロトロンなど大型装置をびっしりと配置。シンクロトロンは今月中に通電試験、12月には試運転に入る予定だ。医療スタッフは他県の施設で研修中で、開業に向けて着々と準備を進めている。

 ただ、資金調達は難航している。総事業費は150億円で、資金計画では寄付金88億5千万円、出資金41億5千万円、県の補助金20億円を想定していた。佐賀国際重粒子線がん治療財団によると、9月末時点で入金済みは46億9800万円。民間の寄付などが想定通り進まず、本年度3億5千万円の資金不足になり、今月中にも金融機関から融資を受ける。

2012年10月16日更新
建屋落成で公開された重粒子線を照射する治療室=鳥栖市の九州国際重粒子線がん治療センター

建屋落成で公開された重粒子線を照射する治療室=鳥栖市の九州国際重粒子線がん治療センター

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