「東京ゲームショウ」の会場でホール6の一角を占める「ゲームスクールコーナー」では、総勢30の大学・専門学校がブースを展開。次世代のゲーム業界を担うクリエイターの“イマ”を知ることができる。海外からカーネギーメロン大学が参戦し、日本工学院/東京工科大学ブースの「光弾の射手」は「センス・オブ・ワンダーナイト2012」のマイクロソフト賞を受賞するなど見逃せないスポットが多い。ゲームスクールコーナーがどのようなものか、いくつかピックアップしてみよう。
校内コンペで勝ち抜いた作品などを展示。「ぶっ叩き魔法少女」は、可愛らしい3DCGのキャラでひたすらハンマーでぶっ叩き、ポイントを稼いでいく。誰でも楽しめるシンプルなつくりと、綺麗なグラフィックが印象的。
試遊できるゲームの数は随一。安定したクオリティのものが多数あった。アンケートに答えるとプレゼントが当たる大抽選会も実施。
東京ゲームショウ2012用に製作されたゲームを展示。3年生による作品は、なんと4人対戦型ゲーム。制限時間内にコインを多く集めた者が勝ち、舞台は宇宙とスケールが大きい。ゲーム台を一から手作りするなど気合い十分。
人形入力デバイス「QUMARION(クーマリオン)」が目玉。モデルを動かすことにより、3DCG映像を快適につくることができる。先端的なデバイスを駆使した学生による作品も必見。
産学協同教育システムに注力するTCAではオンラインゲーム「RED STONE」のイラストコンテストを開催中。投票用紙に1つ選んで記入すると限定プレゼントがもらえる。実際のゲームに採用されたイラスト展示も多数あり、鮮やかなブースになっている。
トライデントの作品は、抜群の完成度を誇るものばかり。「日本ゲーム大賞2011」アマチュア部門「大賞」受賞作品や「イマジンカップ2012」ゲームデザイン部門の優秀作品などを試遊できる。特にオススメなのは「Ninja 360°」。「マイクロソフトXNAゲームコンテスト」1位も納得の出来栄え。ブースに寄った際は是非挑戦してみよう。
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