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  • 2008.03.19 Wednesday
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獄中の悟達

  • 2007.07.19 Thursday
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創価学会公式HP「SOKAnet」の「教学研さん室」より

  粗末な食事による栄養失調と不自由な獄中生活にあっても、牛乳ビンのふたを
  集めて数珠をつくり、毎日、唱題を重ねていきました。そして44年(昭和19年)
  元日からは、法華経二十八品を読み進めていったのです。そうした中で、3月
  のある日、「仏とは生命なり」と、さらに11月中旬には「我、地涌の菩薩なり」
  との偉大な悟達を得たのです。(新会員のために/獄中の悟達)

明治17年、日蓮宗僧侶である田中智学が国柱会を設立したが、
その息子の里見岸雄(立命館大学法学部教授)が、
昭和6年、「吼えろ日蓮」という本を書いている。
(宮沢賢治は、里見岸雄の本を読んだことがキッカケになり、法華信仰に目覚めた)
この本の中に、以下の記述がある。

  本佛とは生命体系なりと喝破してこそ、これが草になろうと、木になろうと、
  すこしも不思議がなくなるのである。

  本尊は生命体系の図表だ。

  かくて本門本尊とは、自然的生命体系を人格的に把握し目的化した社会生活の
  体系を表象したものである。

「吼えろ日蓮」は、当時、多くの人に読まれた本であり、
おそらく、戸田城聖も、留置所に取り寄せて読んだのではないか。
そして、これを自己の「悟り」として、自分の権威付けにしたのではないか。

生命うんぬん以外にも、この本を読むと、創価学会の教学に重なる部分が多々ある。
つまり、創価学会教学は、全体的に、田中智学や里見岸雄の影響を受け、
成立している可能性がある。

「吼えろ日蓮」は、古書で入手できるので、ネットで調べて御一読願いたい。
緻密でセンスある教理展開に驚嘆するはずだ。
オリジナルとコピーの差と言うところだろうか。

ハッキリ言おう。
「獄中の悟達」はインチキだった。

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