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熱中症搬送4万3864人 7~9月、調査史上2番目 消防庁まとめ
2012.10.16 22:44
7~9月に熱中症で救急搬送された人は4万3864人で、平成20年の調査開始以降では22年(5万3843人)に次ぎ2番目に多かったことが16日、総務省消防庁のまとめで分かった。各地で最高気温35度以上の「猛暑日」が続いたことが影響した。
医師の初診時に死亡が確認されたのは73人、3週間以上の入院が必要な重症は940人だった。死者数は22年の167人から大幅に減り、消防庁は「熱中症が知られるようになり早めに救急車を呼ぶようになったのでは」とみている。
今年の搬送者は7月が2万1082人で同月として最多。8月は1万8573人、9月は4209人だった。搬送者を年齢別にみると、65歳以上の高齢者が全体の45.2%を占めた。18~64歳は39.9%、7~17歳は14.0%。
都道府県別では、東京が3090人と最多で、埼玉の2847人、大阪の2749人が続いた。
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