韓国の去年の名目の成長率は5.4パーセントのうち、 韓国を代表する三星電子の生産付加価値が成長率換算で2.5パーセント分の上昇に寄与したことがわかり、去年の韓国の実質的成長率は三星電子を除外した場合には1パーセント前後になるものと見られています。
韓国銀行と三星電子が16日発表したところによりますと、韓国の去年の名目GDP=国内総生産は、1237兆1000億ウォンで、このうち三星電子が30兆5000億ウォンと全体の2.5%を占めています。
また、韓国の去年の名目成長率は5.4パーセントとなっていますが、三星電子の生産付加価値を成長率に換算しますと2.5%分に当たるということです。
これによって、仮に三星電子が寄与した2.5パーセント分を除外した場合、韓国の名目成長率は2.9%にまで下がるほか、物価上昇率を反映させた実質成長率では1%前後になるとしています。