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トヨタ 天津工場の大半5日間休止へ
10月16日 13時16分

トヨタ 天津工場の大半5日間休止へ
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トヨタ自動車は、日中関係が悪化している影響で中国での販売が落ち込んでいるため、中国・天津市の工場の生産ラインの大半を、来週22日から5日間休止することになりました。

トヨタが先月、中国で販売した新車の台数は4万4100台で、日中関係悪化の影響で購入を控える動きが広がったことなどから、去年の同じ月の半分近くまで落ち込んでいます。
販売の落ち込みで在庫が積み上がるおそれがあるため、トヨタは今月、天津市や広州市など4つの工場で、稼働日を減らしたり操業時間を短縮したりするなど、生産調整を続けてきました。
関係者によりますと、このうち天津の工場については、さらに生産調整を推し進める必要があるとして、来週22日から5日間は、3つの生産ラインのうち1つのラインを除いて操業を休止する方針を決めたということです。
この工場では、今月の生産台数を当初4万6000台程度と見込んでいましたが、現在では4分の1の1万2000台程度まで落ち込んでいるということです。
トヨタは今月、中国での生産計画を当初の半分程度の3万台余りまで減らす方針を決めていて、今後も販売動向を見極めて生産の調整を進めることにしています。

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