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ウイルス感染判明で釈放
10月10日 13時24分

ウイルス感染判明で釈放
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東京・文京区の幼稚園に脅迫メールを送ったなどとして逮捕された男について、東京地方検察庁は、パソコンが遠隔操作が可能になるウイルスに感染していたことがわかったとして、処分保留のまま釈放しました。
男は容疑を認めているということですが、東京地検は「ウイルスの影響があったかどうか調べるのに時間がかかるため釈放した」としています。

ことし8月、文京区にあるお茶の水女子大学附属幼稚園に「園児を襲撃する」などと脅迫するメールが送りつけられ、先月1日、福岡市の28歳の無職の男が、威力業務妨害の疑いで警視庁に逮捕され、さらに別の脅迫メールを送ったとして再逮捕されました。
捜査関係者によりますと、その後の捜査で男のパソコンが遠隔操作が可能になるウイルスに感染し、ウイルスによってプログラムが起動した形跡があることがわかり、このプログラムは大阪と三重で逮捕されたあとに釈放された2人のパソコンから見つかったものと同じ名前だということです。
これまでの調べに対し、男は「就職活動がうまくいかず、むしゃくしゃしていた」などと述べ、容疑を認めているということですが、東京地検は先月27日、処分保留のまま釈放しました。
東京地検は「ウイルスの影響があったかどうか調べるのに時間がかかるため釈放した。捜査は続ける」としています。

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