園山一家の幸腹（福）

いつものごとく、定番のポテサラのためのお芋を洗っていたら・・・




ごろごろ芋に隠れて、もぐら君がいらっしゃいました。

・・・可愛すぎる！

見てください、この100点満点の表情！
握りしめていた拳銃も、思わず花束に持ちかえたくなるような愛くるしさ。
大量のお芋の中にさりげなくまざってるその控えめな感じ。
完全のノックアウトです。


左の表情は、ぱっちりおめめの無邪気で可愛いお姉さん風。



右からだと、教室の隅っこで大人しく本読んでる優しい子風。




あまりに愛おしくて、思わず手のひらにのせてみた図。




うーん、これは、ひとりで楽しむのはもったいない。
誰かに言いたい・・・！と、周りを見渡すけれど、
仕込みのピーク期にさしかかるタイミングで、みんな真剣そのもの。

だけどこの愛おしさと運命の出会いは、シェアする義務がある！
ここで怯んだら、一生後悔する！

と覚悟を決め、
集中している料理長ちーさんの、包丁を置いた一瞬の隙を狙い撃ちすると、
ちーさんも、思わずにっこり。

あらゆる角度からの表情を愛で、褒めちぎった後、それぞれの作業に戻りました。


もぐら芋は、名残惜しくも丁寧に整形手術し、
皆様に召し上がっていただくポテトサラダと姿を変えました。

たまーにあるのです、こういう出会いが。
なんとも嬉しい訪問者です。


もぐら芋君、短い間だったけれど、ほっこりさせてくれてありがとう。
この出会いは、忘れないよ。




五味渕かぐみ

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今年も届きました。

私のふるさと、岩手より

ぴかぴかの新米です！

届いたこの日、まずはまかないで頂くことにしました。

炊飯器ではなく、丁寧に土鍋で炊いて

さぁ、テーブルへ。

甘いにおい。

真っ白の、きれいなお米。

この日ばかりはどんなおかずよりも

ご飯がメインになってしまいます。

この美味しさを味わえる、日本人に生まれて良かった。

農家の娘で良かった。

普段、当たり前のように口にしているお米ですが

育てる苦労と収穫の喜びを思うと

両手を合わせ、正座で食べたい気持ちになりました。

美味しいお米を育ててくれる父に

「この１年もありがとうございました」と、

「これからまた１年、頂きます」を心の中で唱え

スタッフみんなで頂いたのでした。

時田。

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