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関西人以外も恵方巻きを食べているのか?

2006年2月2日 00時00分

関西では自宅で作る人も多いという恵方巻き。写真はセブンイレブンのもの

2月3日は節分。豆まきは定番だが、最近、節分コーナーで豆以上に目立っているのが「恵方巻き(えほうまき)」だ。「恵方巻き」とは節分に食べる太巻きのこと。節分の夜にその年の恵方(今年は南南東)を向いて、目を閉じて願い事を唱えながら無言でまるかぶりするのが慣わしだ。

もともとは関西の慣習で、10年前なら関東で知っている人はほとんどいなかった「恵方巻き」。その知名度はここ数年で一気にアップした。コンビニやスーパーでの販売が拡大し、今や全国どこでも簡単に手に入る。そんな「恵方巻き」だが、実際どれくらいの人が食べているのか。

そこで友人や掲示板で約30人にアンケートを取ってみた。すると半数以上の人が食べたことがあると回答。そのうち昔から食べているという人は生粋の関西人は5人で、残り約10人は最近のブームに乗って「食べてみた」という人たち。ちなみに同じ西日本でも関西以西の岡山や九州にはないらしい。今回のアンケートで「恵方巻き」を食べている「関西人以外」は約40%。なかなかの普及率だ。「食べたことがないけど今年は食べてみる」という人も多かった。ちなみに聞いたことがあるが、食べ方や読み方を知らないという人も数人いた。

調べてみるとコンビニでの販売は、1989年に広島のセブンイレブンで売り出されたのが始まり。その後1998年に全国展開したセブンイレブンに続いて2001年にローソン、2003年にファミリーマートがそれぞれ販売を開始。ここ数年で「恵方巻き」が急速に広まったのはまさにコンビニ効果だろう。

それではスーパーはどうなのか。大手スーパーのイオン(ジャスコ)に聞いてみた。「販売は1992年から全国同時に販売していますよ」なんとコンビニより歴史が古かった。「恵方巻きの売り上げは年々伸びていますね。今年は全国で80万本が目標です」目の前に80万本の恵方巻きを想像したらクラクラした。イオンではカニ、エビ、穴子など素材にこだわった豪華な恵方巻きを予約限定で販売。
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