米兵暴行事件:増す痛みに怒りの声

2012年10月16日 20時52分
(1時間42分前に更新)

 また米軍人が逮捕された。沖縄では米軍普天間飛行場への新型輸送機MV22オスプレイの配備が県民の総意を無視される形で強行されたばかり。基地の存在からもたらされる負担や被害に、県民の痛みは増すばかりだ。

 「許されない。どんな言い逃れもできない」。市民団体「基地・軍隊を許さない行動する女たちの会」の高里鈴代共同代表(72)は米兵逮捕の一報を聞き、怒りで声を震わせた。

 「基地がある限り、暴力はなくならない。米兵は勝手な行動がまかり通ると思っている」と主張する高里さんは、基地の撤廃しか選択肢はないと言い切る。

 オスプレイ配備を前に一時、普天間飛行場の全ゲート前への座り込みを主導した山城博治さん(60)は「沖縄の世論が沸騰しているということを、米兵たちは知らないのじゃないか」と憤りを隠さない。

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