| ||
(2時間59分前に更新) |
防衛省統合幕僚監部は16日、中国海軍の駆逐艦やフリゲート艦など計7隻が同日午前7時ごろ、沖縄県・与那国島南南東海域の日本の接続水域を通過したのを海上自衛隊のP3C哨戒機が確認したと発表した。
接続水域の航行に国際法上の問題はない。現場海域は、与那国島と西表島の間の接続水域で、この海域を中国海軍の艦艇が航行するのは初めて。尖閣諸島の南の海上に当たり、北北東の尖閣諸島方面に向けて航行している。
防衛省関係者によると、南大東島付近の台風21号を避けた可能性もあり、接続水域を通過し、日本を挑発する意図があるか、慎重な分析が必要だとしている。
日中関係筋によると、中国海軍は自衛隊を挑発するつもりはなく、尖閣諸島の接続水域に入ることもないという。(共同通信)