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土肥隆一議員 民主会派に復帰
10月16日 14時57分

竹島の領有権を巡る対応で、去年民主党を離党した土肥隆一衆議院議員が16日、無所属のまま、衆議院の民主党の会派に復帰しました。

土肥隆一衆議院議員は去年2月に韓国を訪問した際、日本政府に対し竹島の領有権の主張をやめることなどを求める共同宣言を発表する記者会見に出席した責任を取って、民主党を離党し、無所属で活動してきました。
こうしたなか、土肥氏は、民主党の安住幹事長代行からの要請を受け、無所属のまま衆議院の民主党の会派に復帰しました。
土肥氏は、NHKの取材に対し、「民主党の初期から党の活動に力を入れ、政権交代に微力ながら貢献できたと考えている。執行部と今後協議して、復党するかどうかや衆議院選挙への対応についても考えたい」と述べました。
民主党執行部が土肥氏に会派復帰を要請した背景には、離党する議員が相次ぎ、衆議院で単独過半数を失う事態も懸念されることから、臨時国会の召集の前に、衆議院での与党の勢力を少しでも増やし、安定した国会運営を行う環境を整えたいというねらいもあったものとみられます。

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