杉の子のひとりごと

腹が大きい、小さい。
「あの男は、太っ腹だよ ！ いや、小心者よ ！」
みなさんは、どんな男を思い描きますか ？

私があげるとすれば、部下に思い切り仕事をさせて、
成功したら部下を褒める、失敗したら自らが責任を
取って部下を責めない、責任感の強い潔い男の姿。

こんな上司に恵まれたら、私のような単純な男は、
たとえ火の中、水の中、一朝有る時は上司と心中
いたします。

左遷も喜んでお伴いたします、それが男の覚悟である、
だが、なかなか、そんな上司は見当たらない。

自らが命令しておきながら、その結果次第では責任を
部下に押し付けて逃げる。
まず、成績優秀、学歴優先氏はこんなところだろう。

だから私は体育会系の先輩後輩、押忍の世界を好む。

役所の職員等を見ていると、細かいところに目くじら
立てて、ネチネチ苛める職員は理事者の資質によるが
まず出世しないのではないか。

私が心通わせて意気に感じる職員は、チマチマしない、
泰然として、大きく羽ばたいている。
そんな職員は肝心なところは、ちゃんと押さえている。

体育会系は、ややもすると付和雷同、良くも悪くも
右え習いの欠点はあるものの男の世界だと割り切れば、
これまたウェルカム ！ 私が好む最高の皆の衆である。

ひとつの事に執着して、相手が説明してもなかなか納得
しない男がいるが、そこは我慢して付き合っている。


それと、私がどうかと思うのは ？
目の前で、どんなに仲間が揉めていても仲立ちしない。
我関せずで 知らん振り、その気持ちが判らない。

私は口下手さんが大好きです。
だから、口八丁、手八丁さんは、嫌いとは云わないまでも
ご遠慮,願いたいと思う？
私の田舎では、お調子山と云い太鼓もちを言い表す。

男の焼餅、犬も食わぬ ！
いろいろ居ますね、男の世界 ！ 人間は ？ 男は ？

(そんな男の世界で、苦労している若者がいる、だから
私が悪者になって代弁してあげる、大変だね ！)

生きるか死ぬか、地べたを這って生きている。
明日の日、知れぬ、小動物の世界 ！

今宵も、私の行く手に姿を見せてくれました。
手を差し伸べると、嬉しそうに餌を食べた。
涙ぐましい生き様を、私の眼に残してくれています。

又、会えるといいね ！
犬の〇〇〇〇〇ちゃん、猫の〇〇〇。

(私の前に、優しい足長おじさんが来たようです ？
ニャンは、おやつを食べている最中でした、おや？)

心なし、耳の怪我が、治っていくみたい・・・
傷口、傷むかい、もう少しの辛抱だよ。 ・・・。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌


矢沢永吉／時間よとまれ