政治【土肥氏会見詳報】(3)「国益くぐり抜けて韓国と対話を」+(3/3ページ)(2011.3.10 23:23

  • [PR]

[政治]ニュース テーマ:土肥氏会見詳報

  • メッセ
  • 印刷

【土肥氏会見詳報】
(3)「国益くぐり抜けて韓国と対話を」

2011.3.10 23:23 (3/3ページ)

 --宣言文を事前に知れたら、どんな対応をしたか

 「それはもう、一つ一つ検証し議論して、宣言文に盛り込まれない分も表現もあるから、徹底して議論をしなければいけないと考えている。それをできなかった、やらなかったことについては深く反省をしている。この文はもう、私の名前も印刷されて、そして日本語の翻訳もつけて『バアッ』と示されたわけで、私は署名をしていない。そういう状況も申しあげておきたい。だから、私がなんというか、政治家としての不十分さを免れるとは思っていないが、何もかも用意して、そして最終版に出てきた」

 --竹島問題は過敏に反応しやすい問題だ。署名すればこうした事態になるのに、あえて韓国側が宣言文を出してきたのはなぜと考えるか

 「今年で11年目だが、毎回、交流をしますと宣言文を作っている。そして、かなりのことを行っているが、これまで一度もマスコミに取り上げられたことはない。だから、そのへんが私の認識の甘いところだった。で、政治家だから当然、国益を考えて処理すべきだ。特に領土問題は。読み上げながら『アレッ』と思った。だけど、そこが韓国だし、日曜日でもあるし、マスコミも動いていないわけだから、そういう意味では、ちょっとうかつだった。もっとセンシティブに扱うべきだったとは思っている。これはいろんなところにご迷惑をかけて、島根県の方にもご迷惑をかけているわけで、おわびをする」

(次ページ)(4完)「だまし討ちではない。ある種『韓流』だ」

このグループのニュース:土肥氏会見詳報

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital