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東大附属病院 “引き続き調査する”10月16日 4時17分
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iPS細胞を使ったヒトへの移植を巡り虚偽の発表をした森口尚史氏が所属する東京大学附属病院は15日夜、記者会見し、移植手術1例を実施したとする主張の裏付けは得られなかったとして、今後も事実関係の確認を進める考えを示しました。
森口氏が特任研究員として所属する東京大学附属病院は15日、滞在先のアメリカから帰国した森口氏からおよそ3時間にわたって聞き取り調査を行い、その結果について15日夜、記者会見で明らかにしました。
この中で病院側は、「森口氏は移植手術1例は実施したと改めて主張していた。『手術を証明できる人が出てきてくれないので残念だ』と話していた」と説明しました。また、調査に協力したあとに病院を辞めるかどうか決めたいと話したということです。
病院側は、裏付けとなる証拠や証言は得られなかったとして、引き続き聞き取り調査などを行い、事実関係の確認を進めたうえで今後の対応を決めたいとしています。
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