2012年10月15日

続 大阪ホームレス殺人事件に関して

五木寛之著 大河の一滴より
<引用開始>
ホームレス殺人について
あの連中ははたらく意思がない。はたらく能力がない。だから世の中のためにちっとも役にたっていない。しかも貧乏で汚い。町を汚す。
 こういうことを口々に述べたてて、自分たちがとんでもないことをしたという自覚なしに、それこそ市の清掃局のお手伝いでもしたかのような物の言いかただったというわけです。
 そのことに、ある学校の先生はすごくショックを受けて、なんということだろう、と嘆いていましたが、それは、皮を一枚めくってみれば、私たちがふだん考えている人間観、人間をいくつかの ― 成功した人、立派な人、ほどほどの人、平凡な人、失敗した駄目な人、というふうに分けていく、人間の一生の価値をその人の肩書きや、あるいは服装や、成し遂げた事業や、あるいは財産や、そういうことでもって無意識に分けていく、そういう分けかたが子どもたちの心のなかにも反映していったんだろう、と思うしかありません。
<引用終了>

私も「失敗した駄目な人」というカテゴリーに無理やり分類され、今も筆舌に尽くし難い「暴力」を受け続けています。

前投稿でマンガについて記しました。こんなことがあったことを思い出しました。

『最後のパレード〜ディズニーランドで本当にあった心温まる話』が発売されて一月が経ったころでしょうか。
サンクチュアリ出版の広報を通じて私にこのような打診がありました。

最後のパレードの内容をマンガにしたい、と。

私は、即座にお断りしました。ディズニーランドの話であり、「絵」にすることは著作権違反そのものであるからです。今年の10月1日に著作権法が改正され、例えばシンデレラ城バックにディズニー・キャラクターと撮った写真がホームページで公開されても刑罰には当たらなくなったようですが、それ以前は突き詰めればそのような写真は著作権法違反だったのです。

もちろん、私はそのことを心得ていましたから、著作物やブログ等ではディズニーランドの風景などは一切掲載しませんでした。

そんな経緯があるにもかかわらず、読売新聞社は、私を「著作権法を侵害した盗作者」と勝手に決めつけ、取材もせずに全国報道しました。

その結果、私は、ホームレスにならざるを得ませんでした。

西宮冷蔵を覚えていますか

続・嬉しかったこと
<引用開始>
一昨日の午前中ボンヤリとテレビを見ていると「地獄を見た男」というようなタイトルで何やら見たことのある人が路上で本を売っているのが映し出されていました。番組はその後CMになったのですが、「誰だっけ?」と気になったのでチャンネルを動かさずにそのままにしておきました。
その路上で本を売るヒゲが伸びきった一見ホームレス風の人は、このコラムでも何回も取り上げた「西宮冷蔵」の水谷社長だったのです。2002年にこの人が内部告発をした事によって雪印食品の言語道断の食品偽装工作が明るみに出ました。しかし西宮冷蔵は問題を起こした業者として他の荷主からの取引停止が相次ぎ2002年11月に13億の負債を抱えて廃業となったのです
<引用終了>
http://enotaka.com/colum/2004/column503.htm

西宮冷蔵ホームページ
http://www.nishirei.net/

真実と愛は必ず勝利する マハトマ・ガンディー

今、ホームレスの人は私同様に、過去の大部分はホームレスではありませんでした。今でも消費税は払っているでしょうが、ほとんどの人は、立派な納税者であり、年金加入者であったと勘案されます。

五木寛之氏が言うように、決して清掃されるべき「ゴミ」ではないのです。
posted by S・C・ NAKAMURA at 19:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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