2012年10月15日 (月)蓮池薫さん、帰国10年目の告白


「死亡者というふうに(拉致被害者を)北朝鮮が報告したが、嘘。死んだ日にちに生存していた」

「(拉致問題は)猶予できない問題で、すぐにでも解決しなければならない」

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10年前のきょう、北朝鮮から帰国した蓮池薫さん。
きょうのクロースアップ現代は、この10年間、蓮池さんがこれまで明らかにしてこなかった、
北朝鮮での暮らしや、拉致問題の内実を、初めてカメラの前で語ったインタビューをお送りします。

当初は2週間したら北朝鮮へ戻るという約束で、子ども二人を北朝鮮に残しての帰国でした。
しかし、家族や故郷の人達から「日本にとどまるべきだ」と説得され、悩み続けて、日本に残ることを決断。
その1年7か月後に、ようやく子ども達の帰国が実現しました。

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今回初めて明かした当時の葛藤。また、90年代後半に起きた食糧危機をめぐる北朝鮮での動き、
何故自分の帰国を北朝鮮が認めたのか、34年におよぶ北朝鮮での暮らしで、何を感じたのか、
蓮池さんの言葉はどれも一つ一つ、非常に重く響いてきます。

「拉致被害者の運命が、交渉の材料になってはいけない。」

今後、日本は北朝鮮とどう向き合っていくべきなのか、蓮池さんの言葉をぜひ、お聞きください。
 

投稿時間:11:40
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