マルタン・アンド・ブラール社の全株式を取得
日本興亜損害保険株式会社(以下「日本興亜損保」)は、フランスの保険引受会社であるマルタン・アンド・ブラール社(Martin & Boulart SAS:以下「M&B社」)の全株式を取得したことを9日に発表した。
保険引受会社(アンダーライティング・エージェンシー)とは、高い専門性を要求される海上保険などの分野で保険会社に代わって保険の引受や損害調査業務を行っている会社のこと。
ヨーロッパでの長い海上保険の歴史において、保険引受会社は保険取引に関して中心的な役割を担っている存在。
また、近年では保険流通の機能分化により、企業分野での特殊なリスクを引き受ける専門機関としてのポジジョンを獲得しているという。
グループ会社の態勢強化
日本興亜損保では、昨年のオランダの保険引受会社であるナテウス・ネーデルランド社の買収に続き、今回のM&B社の買収により、グループ会社の日本興亜ヨーロッパ社の保険引受態勢を強化。
一層の収益拡大を図っていくという。

フランス保険引受会社マルタン・アンド・ブラール社の株式取得について
http://www.nipponkoa.co.jp/news/whatsnew/2012/●この記事に関連したニュースカテゴリ:
日本興亜損保(記事提供:ティフプランニング)