好調を受け、7月に姉妹店「阿佐谷麦酒道場」(東京・杉並)も開いた。商品には「自家製SEP1号」などと名付けて手づくり感を強調し毎月味を変える。「麦の甘みをじっくり味わえる。お酒には強くないが、1~2杯を楽しめるのがいい」と主婦の紙谷清子さん(45)。「普段ビールを飲めない人が『これならOK』と言ってくれるのがうれしい」(能村氏)
■ここ1年で急速に浸透、販売量も増加
こうした街中ブルーパブの先駆けともいえるのが東京都品川区の「ティー・ワイ・ハーバーブルワリー」。1997年開業だが、今夏の販売量は昨夏より1割増えた。阿部和永ブルーマスターは「店で作って提供している特徴がここ1年で急速に知られるようになり、集客につながっている」と話す。
まちの活性化に役立っているブルーパブもある。商店街の空き店舗に2009年開いた「クラフトビア・ムーンライト」は地元の科学館の新装開業に合わせ、店がある川崎市多摩区や専修大学のゼミ生らと共同開発した新商品を4月に発売。常連客にもらったホップを使ったり地元産のナシを加えたりした限定メニューも提供している。
キリンビール、ブルーパブ、ベイブルーイングヨコハマ、ティー・ワイ・ハーバーブルワリー、ビアフェス、アサヒフードクリエイト
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