*安全確保は難しい。風評を払拭して市民に安心をby赤岩委員長
*安全確保は難しい。風評を払拭して市民に安心をby赤岩委員長
3月16日に議会が終了し、これを待っていたかのように27日に大沢正明群馬県知事同席の元、亀山豊文桐生市長は「ガレキの安全性が確保できたので受け入れを判断した」と表明をしました。
その後、桐生市は「市民に説明しました」というステップを踏むために、桐生市と伊勢崎市でそれぞれ1回ずつ住民説明会を行いました。しかし、当然のことながら、市民の理解を得ることはできませんでした。亀山豊文桐生市長は、地元住民や市民にしっかり説明していくことを3月27日の記者会見で明言しましたが、未だにこの約束は守られていません。
また桐生市は、4月1日に放射線対策室を設置しました。しかし、「私たちがやっているのは除染です」と対策室の職員が言うように、「放射線対策に関する施策の推進及び総合調整する」という業務目的を果たすものではありません。また、5月9日には要綱非公開のまま「桐生市災害廃棄物受入監視員会」が設置されました。委員は公募されず、桐生市から報酬をもらって審議委員をしている大学教授や行政と関係のある病院の放射線科の医師、清掃センターの地元対策委員、農協関係者、PTA関係者などが選定されました。
5月9日に行われた第1回の委員会の中で、赤岩委員長は「安全を担保するのは難しい。この委員会では風評を払拭して市民に安心してもらいましょう」と発言しました。安全でない環境で市民を安心させる・・・この委員会の、恐ろしい目的を委員長は明言しました。
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