*市民による放射能勉強会と抗議行動
*市民による放射能勉強会と抗議行動
マスコミは放射能の問題についてその危険性をほとんど報道しません。それどころか東北復興支援の名の元、「絆」だとか「思いやり」ということで瓦礫の全国拡散処理を推奨したり、東北被災地の野菜などを「食べて応援しよう」などとPRする始末です。放射能がどのような健康被害をもたらすかということについて、専門家の意見は両極端に分かれています。放射能の問題は、感情や根性でどうにかなるものではなく、科学的な問題です。
放射能の問題、瓦礫問題について、もっと広く市民に知ってもらおうと、福島第一原発4号機の設計・建設に携わった元群馬大学教授の五十嵐高先生を迎え、3回に渡って市民向けの勉強会を行いました。それでも放射能に対する市民の関心を高めることはできませんでした。
その後も、市民が説明会の再開を要望しても「やらない」と桐生市は答え、どんなに市民が反対の声を上げても、瓦礫受け入れの姿勢は変わりませんでした。
瓦礫を受け入れる試験焼却をどうしても5月中に行わなくてはならない圧力があるようで、桐生市はまったく急ぐ理由がないにもかかわらず、5月31日と6月1日に試験焼却が行われることになりました。そして5月26日に瓦礫が搬入されることになり、仲間と相談して瓦礫を搬入するトラックを阻止すべく、トラックの前に立ちはだかり抗議行動をしました。およそ3時間粘りましたが、職員や警官と小競り合ったものの、結局トラックは施設内に入場しました。抗議行動をした市民もしなかった市民も、入場を禁止されました。この間、亀山豊文市長は、裏口から施設内に入場し、私たちの前に現れることはありませんでした。
そして桐生市では、9月27日からガレキの本焼却が始まっています。
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