(1)飽きちゃうから半分の議員で審議する予算・決算特別委員会
第1章 地方議会の惨状
議会では質疑答弁は往復3回しかできないという、議会のルールがあり、議会での質疑内容は前もって当局(市役所側)に伝え、議会ではそれを読み上げるという“芝居”をします。討論というカタチはありますが、当局から出される議案は採決前に “談合”によって99%“多数決”で可決されます。これは桐生市議会に限ったことではないのですが、芝居、談合、多数決の八百長がまかり通っているのが地方議会の現状です。
(1)飽きちゃうから半分の議員で審議する予算・決算特別委員会
議会に入って最も納得できなかったことのひとつが、市民のみなさまからお預かりしている予算・決算の審議でした。予算・決算審議は、特別委員会が設置されるのですが、その特別委員会は半数の議員でしか構成されません。つまり、議員の半数でしか審議していませんでした(昨年の改選後、予算・決算審議は全員審議になりました)。
この根拠・理由について調べたところ、桐生市議会では昭和42年から議員の半数でしか審議していないことがわかりました。議事録にはその理由が残っていないので、当時議員をやっていた人を訪ね、うかがったところ「今だってそうだろうけど、質問する議員としない議員がいるだろう。質問しない議員は飽きちゃって何度もトイレに行くんだよ。みっともないから半分にしたんだよ」と言われました。このような、全く唖然とする理由で、一番大事な審議が議員の半数でしか行われてこなかったのです。
さらに予算・決算特別委員会の委員になる条件は「複数名の会派に入っていること」です。ですから、私のような「ひとり会派」は、はじめから審議に入れません。これに疑義の声を上げ「現在、1人会派ということで、総括質疑も決算審議もできず、市民の皆様からいただいた市税の使途について、議員として当然あるべき審議の権利を奪われています」という発言したのですが、これに対して桐生市議会は「議員として当然あるべき審議の権利を奪われているという発言は、他議員の名誉を傷つけるものである」と私に対する最初の問責決議を可決しました。
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