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2012年10月14日 (日)

京都競馬場から 

 内尾です。きょうは京都競馬場で秋華賞の取材です。それでは2歳戦線についてお伝えしたいと思います。

121014_113802  まずは京都4R、芝1400メートルの新馬戦から。勝ったのは写真のハドソンシチー(牡、父マンハッタンカフェ)です。前日にブログで紹介しながら、印を打てなかった自分が情けない。レースは外枠からうまく前に行って運び、直線では後続を突き放しました。単勝6番人気、16・3倍の伏兵がやってくれました。水口騎手にとってはデビュー3年目で、うれしい初の新馬勝ち。「馬の力で勝たせてもらいました」と笑顔で振り返っていました。

 きょうも佐々木調教師の話題になります。「ビックリだよ。勝っちゃったもんな。調教では地味に見えたけど、それはキズナが良すぎるからかな。スタートがいいし、次もこのぐらいの距離を使うことになると思う」と話します。このコメントから推測すると、おそらく秋明菊賞(11月3日、京都、芝1400メートル)になるのでは、と思います。そして、土曜に残念だったローガンサファイア(牝、父ダイワメジャー)について聞くと「勝ってほしかったな」と残念そうな表情。再度、仕切り直して次はファンタジーS(11月10日、京都)を視野に入れます。今年は新設重賞のアルテミスSがあって分散されるから、おそらく1勝馬でも出走の心配をしなくてもよさそうです。

 そして、京都5Rの新馬(芝2000メートル)はトウシンモンステラ(牡、父キングカメハメハ)が勝ちました。粘り込みを図ったタニノタキシードを、ゴール前で一気に差し切りました。上がり3ハロンは33秒9。なかなかな瞬発力を持っています。8番人気、単勝オッズは36・1倍と人気はなかったのですが、血統の良さが生きました。祖母にはマリスター2。ということは近親にベッラレイア。兄姉にオープンでバリバリ活躍した馬はいないのですが、マナクーラ、カフナといった早い時期から素質の片鱗を見せた馬がいます。そろそろ、この血統がブレークしてもよさそうで、今後に注目したいと思います。注目のタニノタキシード(牡、父タニノギムレット)は残念ながら2着。前のポジションで上手に運んでいましたし、負けたといっても首差だけ。レース後、順調なら初勝利のチャンスはすぐに来ると思います。

 では、また次回。秋華賞はジェンティルドンナがやっぱり強いと思っています。

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